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家族やパートナーに、こんな悩みはないですか?

ときどきかゆみがあったり、筋肉痛があったりするのは不思議でもない症状。しかし、そうした症状が続いたり、何らかのパターンがあったりすることに気づいたなら、もっと深刻な事態が起きているのかもしれません。

ここでは、医師に診てもらうべき男性におこりやすい症状について紹介していきます。

1. できものが治らない

「ヒゲそりのときに、いぼやほくろを傷つけて、そのつど出血する人がいます。最近できたひっかき傷、覚えのない傷痕と思う人もいます」と、ニューヨークのマウント・サイナイ医療センターの皮膚科医、ホイットニー・ボウ医師。

この謎の吹き出物は皮膚がんの一種、基底細胞がんかもしれません。米国がん協会によると、基底細胞がんは男性の方が女性より罹患率が高く、2倍程度多く発生する可能性があるそう。ゴルフ場の従業員、芝刈り作業などで、屋外にいる人に特に多いそう。

頭皮、まぶた、耳たぶの先や後ろなどが発生しやすい箇所。基底細胞は、メラノーマのように急速に転移する傾向はありませんが、取り除くのが遅れるほど、傷痕が見にくくなる可能性があります。「男性の場合には、基底細胞がんがあってもなかなか来院せずに、病状が悪化しがち」と、ボウ医師が言います。

2. トイレの問題

おしっこをするために一晩に何回も起きたり、日中、頻繁にトイレに行きたくなったりする。排尿の勢いが弱くて、排尿するときに痛みも感じます。

前立腺肥大症のせいかもしれません。男性の半数で起こるのです。何もしないで済ます人もいますが、不快感を軽くするために薬を服用する人もいます。多くの場合、腎不全など閉塞性合併症を防ぐための手術は必要ありません」と、クリーブランドクリニックの泌尿器科医であるリャン・バーグランド医師。

排尿障害は、糖尿病、まれに前立腺がんなどの問題を示唆することがあります。

3. ベッドルームの問題

勃起しても、硬いというより、ふにゃふにゃです。

「ある日突然、勃起不全(ED)の症状が現れた人は、バイアグラの処方箋をもらうばかりではなく、医師の診察も考えるべき」とバーグランド医師。

勃起不全には若すぎるとは思わないこと。40歳以下の約4分の1の男性が、ある程度経験しているものなのです。確かに、勃起不全は、ストレスのほか、飲酒や喫煙などの生活習慣のために起こることがあります。しかし、ライフスタイルのせいにするだけでは、本当の問題を見逃してしまうことに。

勃起不全は心血管系の症状を知るための初期の指標なのです。血管が詰まっていると、心臓やペニスへの血流も減ります。医師に早く診てもらうことで根本的な原因が分かります。心臓発作や脳卒中を防ぐことにもつながります。

明朝の『Prevention』に続きます。

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Kristen Dold/5 Health Symptoms Men Should Never Ignore/STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)

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