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あなたが太ったのは寝不足が原因。ダイエットと睡眠の関係は?

2019/08/30 07:30 投稿

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ダイエットといえば、食事や運動量を気にかけます。しかし、同じように気にかけたいことが他にもあるんです。それは、「睡眠」。

実は、ダイエットにおいて睡眠は大きく影響しているそう。管理栄養士のウィリアムズ早苗さんに、ダイエットと睡眠の関係性について解説していただきました。

寝不足が続くと暴飲暴食につながる

ウィリアムズさんによると、寝不足はダイエットの妨げになってしまう可能性があるのだとか。その理由は、ホルモンの影響で暴飲暴食してしまうから。

(前略)食欲を抑えるホルモン(レプチン)の分泌が減り、食欲を高めるホルモン(グレリン)の分泌が増えてしまうからです。寝不足な時ほど、なぜかお腹がすくのは、これが理由なのです。 

(「Diet Plus」より引用)

寝不足が及ぼす影響は、思ったよりも大きそう。

体内時計に沿わない夜食は太るもと!

また、ホルモンだけでなく、単純に夜遅くまで起きていることで夜食の機会が増えた結果、太ってしまうことも。体内時計に沿っていない深夜の食事は太りやすくなると、ウィリアムズさんは言います。

体内時計を調整するたんぱく質であるBMAL1(ビーマルワン)は、夜間になると増加し、脂質を脂肪細胞などに蓄積して、太りやすくしてしまいます。

(「Diet Plus」より引用)

夜食が太りやすい原因は、ここにあったのですね。

睡眠の質を上げるために摂りたい栄養

寝不足を解消することでダイエットにつながることはわかりましたが、よりよい睡眠時間を得るためには、どうすれば? 管理栄養士のウィリアムズさんによると、食事面では以下の2つの栄養素を摂ることがおすすめだそう。

1.トリプトファン

まずは、タンパク質を構成するアミノ酸のひとつ「トリプトファン」。

(前略)トリプトファンは、私たちの脳の中に存在するセロトニンを作り出し、夜になると、快眠を促進するメラトニンに変化します。この栄養素は、身体の中で一部合成することができますが、十分に作れないために、食べ物などから摂取しないといけません。しかし、この過程には時間がかかるため、朝食に摂るのがおすすめです。

(「Diet Plus」より引用)

アミノ酸のひとつなので、タンパク質を多く含む食品の肉類、魚類、卵類、大豆製品などから摂取しましょう。

幸せホルモン「セロトニン」を増やすといわれる食材

2.ビタミンB6

もうひとつは、ビタミンB6です。この「ビタミンB6」は、トリプトファンにとって必要不可欠な栄養素だそう。

トリプトファンがセロトニンになるにはビタミンB6が不可欠です。つまり、朝食にはトリプトファンとビタミンB6を一緒に摂ることをおすすめします。

(「Diet Plus」より引用)

ビタミンB6が多く含まれている食品はこちら。意識して取り入れて、睡眠の質をアップしていきましょう。

まぐろ さば バナナ アボカド ブロッコリー モロヘイヤなど。

寝不足はダイエットの天敵。ぐっすり眠って、ダイエット効果を十分に発揮できる身体を作りましょう。

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