そんなとき気をつけたいのが、体をさびつかせる"酸化"です。美容誌を開けば必ずといっていいほど出てくるこの言葉。そもそも、酸化がおこる仕組みは、ストレスや紫外線、排気ガス、酸素などによって、活性酸素が発生して、この活性酸素が、他の細胞を攻撃して身体をさびつかせ、肌の老化や病気を招く、というもの。
ただ、ストレスフリーでヘルシーな生活を心がけていても、残念ながら加齢にとともに本来もつ抗酸化力は低下してしまうそう。30代を過ぎたら、さびない身体やハリのあるお肌を保つためには、酸化の原因をシャットアウトするとともに「抗酸化力を高めること」が必要不可欠! ここで、何気ないことで酸化をふせぐちょっとしたコツをご紹介します。
酸化を防ぐためのちょっとしたコツ
◎自炊するときは......カラフルな食品を
トマト、パルリカ、ブロッコリー、などの野菜、シャケやカニなどの魚介類、みかんやスイカなどの見た目にカラフルな食品は、抗酸化物質である天然の色素を豊富に含んでいるそう。旬の野菜ならなお良いそうです。
◎お酒を飲みたいときは......赤ワインを
赤ワインは、ポリフェノールにアントシアニン、種や皮に含まれるレスベラトロール、種子の苦味成分であるタンニンなどびっくりするほど抗酸化物質が豊富なんです。
◎屋外で過ごすときは......事前にビタミンCを
UVケアしていても、身体の中からのケアってちょっと忘れがち。事前にビタミンCを摂取することで、活性酸素の働きを防ぐことができるそう!
◎外食が続くときは......食べる順番を意識
野菜から食べることで、食べすぎ防止に。余分な消化エネルギーを抑えることができます。
◎運動嫌いな人は......積極的にウォーキングを
ダイエットと違い、抗酸化には心地よく疲れる程度の運動でOKとのこと。ちょっと離れたスーパーに行ってみる、一駅分歩く、軽い家事をするなどで良いので、忙しいときも取り入れられます。
酸素は吸うし、排気ガスも紫外線もなくならないものですが、抗酸化のためのケアって、ポイントをつかめば結構できるものだと思いました。抗酸化について知っただけでキレイになれた気がします(笑)。もちろん実践もします!
photo by Thinkstock/Getty Images
(若松真美)
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