去る7月6日(土)に札幌ドームで開催された「北ガスグループ 6時間リレーマラソン in 札幌ドーム2019」。
今年で9回目となるこのレースは、札幌ドームを起点にその周辺をリレー形式で走るもので、わたしと副編集長Hのふたりは、サロモンチームの一員として招待いただき、参加してきました。
フルマラソンの距離をリレー。そこには苦労も!?
今回のチーム。左の方はサロモンの契約アスリートでいろいろアドバイスをいただきました。残りの2名はサロモンのお客様とご一緒しました。エントリーしたのは「42.195kmリレーマラソン」。各チーム(2~10名)がタスキを渡しながら走り、そのタイムを競うというもの。サロモンチームはマイロハス編集部の2名を加えて計10名のエントリーでしたので、ひとりあたり約4km(札幌ドーム周辺を2回に分けて1周ずつ)走るという計算です。
「なんだ、1回走るのにたったの2kmか。だったら余裕!」と、スタート直前まで思っていたのですが、実際に走ってみると、さにあらず。というのも、私自身、ランニングを始めてまだ1年弱の初心者。レース参加は過去に10マイル(約16km)レースの一度だけで、タイムは1時間44分。
そんなライターまついの感想は……。
「5~10kmの距離を自分のペースでのんびり走るのには慣れていたのですが、合計距離4kmをリレーでとなると、『まわりに迷惑かけられない』という思いでついつい飛ばしてしまい、最後までペースを掴めずに苦労しました」(ライターまつい)
一方、フルマラソンのレースにも頻繁に参加している副編集長H。
「個人的には1kmの自己ベストを更新でき、非常に満足のいくレースになりました。梅雨とは縁がない北海道でのレースは、とても気持ちよく走れます。特に暑さや湿度にげんなりしてしまう初心者ランナーにはおすすめしたいです」(副編H)
自分が走ってない時の楽しみもたくさん!
チームとしての結果は745チーム中232位。タイムは3:27:29でなんとかサブ3.5(フルマラソンで3時間半を切ること)を達成しました。
といっても、今回結成されたサロモンチームはトレランや砂漠ランなども楽しんでいる猛者たちばかりだったので、わたしが完全に端を引っ張ってしまった格好に……。もっと短距離トレーニングをしておくべきでした、反省です。
札幌ドーム内ではアーティストのライブも同時開催されていて、サンプラザ中野くんも登場。名曲「Runnner」の演奏時には、多くのランナーたちが「♪走れ~走れ~」と合唱し、ドーム内を走っている参加者たちへエールを送っていました。
今回、チームメンバーの多くが初対面な方たちでしたが、それでもタスキを回すというリレー形式のレースが生む一体感は想像以上。励まし、応援し、ゴールの後に一緒に食べたジンギスカンとビールの味は、一生忘れられない思い出です。
マラソンというと「自分との戦い」という孤独なイメージがありますが、リレー形式の大会であればもっとカジュアルに楽しめるということが分かったのも今回の発見。ランニングはしているけどレース未経験という方は、友人や仕事仲間とチームを組んで、まずはリレーマラソンに参加してみてはいかがでしょうか?