「日中の活動」と「夜の睡眠」は表裏一体の関係にあります。
日中に活動的に過ごすと、夜ぐっすり眠れるのは、朝起きてから活動時間が長くなるにつれて、眠気のもとになる「睡眠物質」が脳の中にたまっていくから。人間の体は、睡眠物質がある一定量を超えると急速に眠気が強くなるという仕組みなのです。
睡眠物質は、脳をよく使うことでたまっていきます。運動をしたり、人と会ったり、仕事や勉強に集中するなど、日中は活動的に過ごしましょう。
おすすめは、明るい太陽光の下でのウォーキングです。太陽光を浴びると脳内物質の「セロトニン」が活性化して気持ちが明るくなります。さらにセロトニンは、暗くなると睡眠ホルモンの「メラトニン」に変わるので、夜はぐっすり眠れます。
海水浴へ行った日に熟睡できるのは、体の疲れだけでなく、太陽光とのW効果によるものです。
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眠トレ! ―ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣 (単行本)
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「眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣 」(三笠書房)
1万人の眠りを変えた快眠セラピストが教える、睡眠改善の画期的新メソッド(=眠トレ)。心地よく眠りにつくためには、体内時計や自律神経、体温、ホルモンなど、すべての準備が整っている必要があります。そのための「生活習慣」や「運動」「考え方」など、著者が20年以上にわたって研究を重ねてきた中で、誰でも実践できて本当に効果がある66の「眠トレ」を厳選して紹介します。
三橋美穂(みはし・みほ)
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー。寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に独立。これまでに1万人以上の眠りの悩みを解決してきており、とくに枕はその人の頭を触っただけで、どんな枕が合うかわかるほど精通している。日本語版を監訳した『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』(カール=ヨハン・エリーン、飛鳥新社)はシリーズ累計100万部を突破。NHK「あさイチ」など、テレビ番組の出演多数。
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コメント
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体育の時間にサッカーやってもなんともないのに、体育でプール入った後の授業はみんな寝る理由が説明できてない
(ID:588745)
軽く調べてみたけど水泳は消費カロリーが高く酸素も欠乏しやすいから脳が休息を求めて眠くなるって説もあるらしい
専門家じゃないからはっきりは言えないけど室内プールでも眠くなるし疲労によるところが大きい気がする
(ID:8310713)
そもそも、海水浴⇒「夜に」ぐっすり眠れる、ってイメージが無い。
午前中に泳いで、昼飯挟んで午後も2~3時間泳いで、
そしたら3時頃から猛烈に眠くなって昼寝とか
夕方に帰りの船で爆睡、って感じだった。
「セロトニンが暗くなると睡眠ホルモンのメラトニンに変わって~」とか
あの眠気は、そんな原理では全然ない。
だって明るいうちから泥のように眠り込むんだもん。