体内時計のリセットには、「朝食」が不可欠です。
ほぼ全身の臓器や細胞に存在している子時計(末梢時計)を、親時計に同調させるのが朝食の役割。消化吸収のために、内臓が動き出すと全身の体内時計の調和がとれ、体温のリズムやホルモンの分泌リズム、代謝のリズム、睡眠や覚醒のリズムなどが整います。
朝食のタイミングは起床後1時間以内がベスト。起きてからできるだけ早いタイミングでとったほうが、体内時計のリセット力が強く働きます。遅い場合でも、起床後2時間以内には朝食をすませるようにしましょう。
30日間の「快眠トレーニング」をもっと見る
眠トレ! ―ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣 (単行本)
1,512円
「眠トレ!ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣 」(三笠書房)
1万人の眠りを変えた快眠セラピストが教える、睡眠改善の画期的新メソッド(=眠トレ)。心地よく眠りにつくためには、体内時計や自律神経、体温、ホルモンなど、すべての準備が整っている必要があります。そのための「生活習慣」や「運動」「考え方」など、著者が20年以上にわたって研究を重ねてきた中で、誰でも実践できて本当に効果がある66の「眠トレ」を厳選して紹介します。
三橋美穂(みはし・みほ)
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー。寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に独立。これまでに1万人以上の眠りの悩みを解決してきており、とくに枕はその人の頭を触っただけで、どんな枕が合うかわかるほど精通している。日本語版を監訳した『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』(カール=ヨハン・エリーン、飛鳥新社)はシリーズ累計100万部を突破。NHK「あさイチ」など、テレビ番組の出演多数。
朝食はなんでもいいは間違いです
食の専門家が絶対に食べない9つの食品。マーガリン、全粒粉パンも…
いつもの朝食が変わる!卵と野菜をしっかり摂れるアレンジレシピ10
コメント
コメントを書く