久保さん :
筋トレはメンタルヘルスに悪影響を与える可能性が高い「焦燥感」「不安感」「慢性疼痛」「認知機能」「睡眠の質の低下」「自尊心の低下」などについて、ポジティブに働くという多くの研究があるんです。まだはっきりと学説が固まっているわけではありませんが、筋トレをすることによって分泌されるテストステロンやセロトニンといったホルモンが関与している可能性があると言われています。
Singhら(2005年)の研究では、低重量よりも高重量でトレーニングしたときのほうが、睡眠の質が向上することもわかっています。
Testosteroneさん :
必死で筋トレしてグッスリ眠る。これ以上のストレス解消法はないな。
筋トレも大切だけど、「病み気味だな」「気分が上がらないな」ってときはまずはガッツリ眠ることが大切と言えそうだね。眠れない人は、高重量でスクワットすれば眠りの質が上がるから完璧だね。また筋トレがこの世の問題を一つ解決してしまったね。
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自分が嫌い、疲れやすい、太り始めた、モテない、気分が病み気味……。そんな悩みの99%は筋トレとプロテインで解決する!というTestosterone。現役のスポーツ科学研究者とタッグを組み、「筋トレ=最強のソリューション」を、最新の科学的エビデンスで紹介する。
Testosterone(テストステロン)
1988年生まれ。110kgに達する肥満児だった学生時代、米国留学中に筋トレと出会い40kg近いダイエットに成功。筋トレと正しい栄養学の知識を広めることをライフワークにしており、無料ダイエットサイト「DIET GENIUS」、アスリート向けトレーニングメディア「STRONG GENIUS」を主宰。Twitterフォロワーは80万人を超える。