春色の服に合わせて足元も明るくチェンジする季節になりました。雨の日も雪の日も活躍してくれた冬ブーツは、よくみると汚れがいっぱい......。来シーズンもキレイに履くために感謝を込めてお手入れすることに。基本は「ブラッシング→クリーム→防水スプレー」の3ステップです。
これで来シーズンもキレイなブーツ! 基本の3ステップケア
(1)ブラッシング
靴の汚れは、履いたあとにブラッシングするだけでほとんど落ちます。馬毛などがおすすめ。私は使い古しの歯ブラシで代用しました。
(2)クリーム
<一般的なツヤ革の場合>
ブラッシングのあと、靴の色に合うクリームを柔らかい布にとってムラなく薄くのばす。クリームを拭き取るように布で磨く。
<スエード・ムートンの場合>
スエードクリーナーで汚れを浮かせ、固く絞った布で拭き取る。ブラシで毛足を起こしてから陰干しする。直射日光やドライヤーの熱はひび割れの原因になるので厳禁。
ムートンブーツの場合はムートンブーツ専用シャンプー、色あせているブーツには補色スプレーを。
参考動画:Authentic Ugg Boots - shampooing(3)防水スプレー
すべての靴のお手入れは予防が大切。靴の購入後すぐに防水スプレーをすればその後の汚れ具合が断然違います。吸い込まないよう必ず屋外で靴から20cmほど離して表面が軽く濡れる程度スプレーし、完全に乾かす。すぐなくなるので大きめサイズの購入がおすすめ。
内側のケアには、「使用済みの使い捨てカイロ」と「おせんべいなどに入っている乾燥剤」が消臭・除湿に使えます。使い捨てカイロには少量ながら活性炭が使われているため、ブーツへ入れれば消臭に。収納時には型崩れ防止&除湿に丸めた新聞紙、さらに乾燥剤を一緒に入れるだけで除湿効果がアップ。数ヶ月ごとに箱を開けて風を通すとさらにGOOD!
それでもセルフケアには限界があります。そんなときはプロにお任せしてしまいましょう。「ミスターミニット」のケア+ブーツ預かりサービスが良さそうです。革製品の洗浄とトリートメント「リ・ボーテ」を依頼すると、+1,050円で「ブーツお預かりサービス」を利用でき、空調・温度管理された保管庫で最大9ヶ月保存してくれるんです。これなら収納スペースも節約できて梅雨でもカビが生える心配がありません。
お手入れでくたびれたブーツもキレイに復活。また来シーズン履くのが楽しみになりました。
[ミスターミニット]
photo by Thinkstock/Getty Images
(松浦松子)