パーソナルトレーナーでもありダイエットカウンセラーでもある大西ひとみさんは、なんと1年半で−24kgのダイエットに成功したそう。大西さんが実践したダイエットとは、腸内環境を整えることにより、ぽっこりお腹や便秘を解消していくというもの。
大西さんがすすめる、ヨーグルトで腸内環境を整え、腸内フローラを改善する方法を紹介します。
腸内フローラとは?
以前にも紹介した、美容と健康に欠かせない「腸内フローラ」。腸内フローラとは何を指すのでしょうか?
人間の腸内にはたくさんの細菌が住んでおり、その数はなんと数百種600兆個以上とも言われています。その種類を大きく分けると健康や美容に役立つ善玉菌、老化現象の原因ともなる悪玉菌、そして状況によって善玉菌にも悪玉菌にもなる日和見菌の3種類があります。これらを顕微鏡で見ると花が咲いたように見えるため、「腸内フローラ」と呼ばれています。(「Diet Plus」より引用)
私たちの健康になくてはならない存在である「腸内フローラ」を整えることが、大西さんが成功したダイエットにおいてとても大切なんだそう。
大西さんいわく、便秘解消やダイエット成功だけでなく、身体の不調にも効果が期待できるのだとか。
体調やストレスなどによって日々変わっていく腸内フローラのバランスですが、善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7の割合が、バランスのよい状態と言われています。この状態をキープすることが重要なのです。
美容と健康に欠かせない! 医師監修の“腸内フローラ”基礎知識
悪玉菌が増え、腸内フローラのバランスが崩れるワケ
腸内に悪玉菌が増えてしまうと、身体への悪影響が心配されます。では、どんなことが原因で悪玉菌が増えてしまうのでしょうか?
腸内の悪玉菌を増やす食生活のひとつに、肉やアルコールの取りすぎがあげられます。それらを食べ過ぎてしまうと、便やおならの悪臭、便秘といったトラブルを招く恐れがあります。また、運動不足や寝不足、欠食、水分不足、食物繊維不足、外食、ストレスなども腸内フローラのバランスを乱す原因になってしまうので注意しましょう。(「Diet Plus」より引用)
便秘やぽっこりお腹、上記の生活習慣に当てはまる人は、大西さんが実践した方法をチェックしてみて。
ヨーグルトにおすすめの食べ合わせ
大西さんが実践したダイエットは、ヨーグルトにより腸内フローラを整えることで、ぽっこりお腹の原因にもなる便秘を解消し、お腹まわりのサイズダウンにつながったのだとか。
善玉菌を増やしてくれるヨーグルトを、大西さんはただ食べるのではなく、食べ合わせによってより効果的に腸内フローラを改善したようです。
(前略)ビフィズス菌を増やす野菜や果物と一緒に摂るのがおすすめです!
例えば、玉ねぎ、トマト、ニンジン、ゴボウ、アスパラガスなどはオリゴ糖を多く含んでいるため、一緒に食べるとさらに効果アップに繋がるでしょう。また食物繊維も合わせて摂ることで、代謝アップにもなり、やせやすい身体作りにも役立つと考えられます。(「Diet Plus」より引用)
そのまま食べるだけでは、少し飽きてしまうので、トッピングしたり、サラダに和えるなど工夫してみるのも楽しそう。
食べるタイミングはいつ?
食べ合わせだけでなく、食べるタイミングを考慮することも大西さん流。さらなる効果が期待できると言います。
食べるタイミングは食後がおすすめです。乳酸菌の中には、胃酸に弱い性質があるものも存在します。胃酸が出ている空腹の時よりも、食後の胃酸が薄まっている時の方が効果的ですよ。(「Diet Plus」より引用)
ヨーグルトはまさに、食後のデザートにぴったり! さらに、乳酸菌は時間が経てば経つほど減ってしまうものもあるとのこと。なるべく新鮮なうちに食べてしまうのが大西さんのおすすめだそう。
ぽっこりお腹や便秘に悩んでいる方は、さっそくヨーグルトを食生活に取り入れてみませんか? 腸内環境はライフスタイルによって大きく影響を受けるので、継続して整えていきましょう。
楽しくおいしくダイエット
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