先日、パリに住んでいた時の友達とやりとりをしていて、そういえば20代の頃は2人で雑誌を読みながら「ストレスってどういう感じのことかな~」なんて話したことがあったけど、ほんと若かったよね! という話になりました。

もちろんその当時も悩みだったり、仕事の疲れが溜まったりなど色々あったのですが、当時はそれを自分のエネルギーではね飛ばす力も同じくらい強かったのだと思います。

辛い時は、とにかくベッドに潜り込んで爆睡すれば元気になっていた頃が懐かしい……。

心身共に疲れが溜まってヘトヘトになったら

私がストレスというものを自覚するようになったのは、30代半ばくらいからでしょうか。その頃から心身のバランスを取るように意識するようになり、ヨガや水泳をしたり、瞑想を始めたりと自分の身体に耳を傾けるようになりました。

そして40代になって出産をすると、それまでのマイペースな生活が一転して環境や体質までも変わったことで、心身共に疲れが溜まってヘトヘトになることが増えたなと思います。

最近は娘も成長してかなり落ち着いてきたのですが、この約10年でストレス解消法もすっかり心得てきたような。

私のストレス解消法はいくつかあって、忙しくてとにかく体が疲れたなぁという時、それから執筆などが重なって身体や頭がカチカチな時、そしてもう一つは精神的に疲れたなぁと感じる時、だいたいこの3つのどれかが多いので、それによって対処法が変わります

身体の疲労の場合はとにかくぐっすりと眠る事。バスソルトなどを入れたお風呂にゆっくりと浸かって、リラックスと免疫力を高める効果のある精油や食事をしてから十分な睡眠をとれば、数日ですっかり復活します。

仕事でPCに向かう時間と家事に追われ家にこもっている日々が続くと私はひどい偏頭痛になるのですが、その場合は自分ひとりでは治すのが難しいのでマッサージをしてもらったり、ヨガをしたり、普段とは違う場所で長めの散歩をして心身を柔らかくするとリセットできます。

いちばんのストレス解消法は「旅」

そして精神的にまいった時は、おいしいものを食べて大好きな女友達と一緒に過ごすのが一番です。これが私にとってかなり大切な時間だなぁとしみじみ思います。特別、悩みなどを話さなくても分かり合えるのが女友達の最高なところだなぁと感謝です。

そして何と言っても、私の一番のストレス解消法はです。ストレスがあるたびに旅をすることは出来ないけれど、日帰りでもちょっと遠出して知らない場所に行ったり、自然豊かな場所で1日を過ごしてみると、ちょうどいい感じのエクササイズになり、またいつもとはちょっと違う視点で物事を見れたりすることで、心身ともにいい感じでリセットが出来て、深い眠りの翌日にはまた新しいエネルギーが湧いてくるように感じます。

昔は自分に合ったストレス解消法を知らなかった分、ベッドの中で無駄にぐるぐるしていたこともあったけれど、今はストレスも自分の肥やしにできるように少しは成長したかもしれません!

写真は先日、NYから電車で数時間のランカスターへ小旅行した時のものです。小さな農場のB&Bに宿泊して、今でも昔の生活様式を続けているアーミッシュの住む村で数日を過ごしてきました。

電気や車も使わずに生活しているアーミッシュの人達と、時間が止まったような静かな風景は心身共にエネルギーを与えてくれました

人生には色々なことがありますが、大変な時もそれを自分のエネルギーに転換できるよう、心身共に元気でいたいものです。

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