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「uka」代表 渡邉季穂さんが語る、雰囲気で美人をつくる方法

2019/05/15 20:00 投稿

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今年2月に発売され、美容のプロはもちろん、将来への不安を抱える30代の女性たちなどから大きな反響を得ている書籍、『雰囲気からして美人』。

uka代表の渡邉季穂さんが、「生まれつきの容姿と、若さが劣化しても『雰囲気』は老けない」という観点で、手や髪などのパーツケア、ファッション、そしてマインドまで、幅広く「美人と言わせるテクニック」について語った内容です。

美人は雰囲気で決まる」と話す渡邉さんに、お話をうかがいました。

自分に「自信を持てること」をひとつ見つける

「美しくいるために意識していることは?」と問いかけると、まずは「マインド」だと語った渡邉さん。

「芯にあるのは、『私は私、人は人』ということだと思います。その上で素敵だな、と思う人をみつけたら、決して人と比べてあきらめたり、ネガティブになるのではなく、その人がなぜ素敵なのか? を考えますね。

顔ではなく、着こなしや、髪や、仕草など、全体にまとうオーラが素敵な人って、いますよね。ハリウッド女優とかと比べるのではなく(笑)、できれば身近な人で。「素敵な人−自分=足りないもの」という方程式に当てはめるのです。

同じ年代で、ファッションのテイストも似ているのに、私と違うところはなんだろう? と考えます。例えばそれは、笑顔だったり、優しさだったり。そんなささいな違いを見つけることを楽しんで、次に自分が進むべきヒントにしています」(渡邉さん)

そうやって自問自答し続け、たどり着いたのは、「自分にひとつ、自信があることは美しさにつながる」という考え方だそう。

「トリートメントした髪だったり、まつ毛エクステだったり、もっと細かいことではまつ毛の流れがキレイ、でもいいんです。自分自身の“推しパーツ”を見つけることがおすすめです。

私は仕事柄、たくさんの女性たちに接して見ていますが、その瞬間ごとに“推しパーツ”は変わると思います。

それをひとつ、そしてふたつ…… と増やしていくことが、美しくいられるコツだと考えています。100%隙のない美しさは、ほぼ不可能。

だったら、80%をベーシックなケアで美しさをキープし、20%は少し抜けがあるくらいが、続けられると思います」(渡邉さん)

美しさは、一朝一夕で手に入るものではありません。続けるためには、ほどよい力の抜け具合が必要。渡邉さんの語る言葉には、「私でもできそう…」という、嬉しいハードルの低さがありました。

ベーシックなお手入れこそが、美をつくる

渡邉さん自身が美しさのために続けていることを聞くと、「お手入れされている爪は美しい、と感じるのでネイルケアをしています」とのこと。

渡邉さんがネイリストを志したのは、さぞかしネイルが好きだったから? と尋ねると、「たまたまなんです」という答えが。

「実は子供の頃から、爪を噛む癖があって、甘皮周りが硬くなっている状態でした。

大人になり、たまたま友達に『暇なんだったらネイルサロンに行こうよ』と誘われてケアをしてもらったときに、爪周りが驚くほどきれいになって、背筋がぞっとするほど感動したのです。それで、ネイリストを目指しました。

もうひとつ、ネイルスクールで衝撃の出会いがありました。今でも覚えているのですが、当時、教えてくれていた先生がまさに“雰囲気美人”でした。

40歳前後で、サラサラのボブスタイルで、ネイルは薄いピンクに白を縁取ったシンプルなフレンチで。その佇まいが本当に衝撃をうけるほど素敵だったんです。

その人と出会えたことで、諦めずにネイリストを志せたのかもしれません。

整えられ、お手入れされた爪は、すべての人がきれいと感じますよね。そこがきちんとしている状態ではじめて、デザインやカラーを楽しめると私は考えています。

整えられた爪は、オイルを塗るだけでもとても美しいものです。そうなると、指先の動きも自然に美しくなりますし、『ネイルきれいですね』と言われると、気分がアガるものですから」(渡邉さん)

爪そのものをお手入れするというベーシックな美しさ、それが基本。ここを踏まえることで、きれいのモチベーションを保つことができるのです。

「自分に自信がなく、諦めてしまった人」にこそ、読んでもらいたい

著書『雰囲気からして美人』では、81のテクニックを通して、雰囲気で美人になれるヒントを紹介しています。

『雰囲気からして美人』1,512円(税込)/ダイヤモンド社

「最近は、SNSで加工して“盛る”のが当たり前。それを見ると、自分に自信をなくしている人が多いように感じます。

だからといって、加工した美肌に近づこうと、毛穴が見えないほどベースメイクをするのはやりすぎに。それに、いくら肌がきれいでも、無表情だと魅力的には見えません

だからこそ言いたいのは、ベーシックなお手入れをして、自信を持つこと。いつも話すのですが、例えばネイルケアは、歯のクリーニングと同じように 考えてみませんか?

月に1~2度プロにケアしてもらい、あとは毎日自分でキープするだけでいいんです。

そうするとそれが、「自分はちゃんとできている」という意識に変わります。肌や髪など他のパーツも同じことです。

年を重ねることは、あがいてもどうにもできません。そして、自分に100%満足している人もいないはず。

たくさんのコンプレックスを諦めてしまうのではなく、口紅の色や髪の毛先を巻いてみる、というちょっとしたことで、雰囲気を変えること

その積み重ねが、自分が特別な存在であるという自信につながると思います」(渡邉さん)

自身を「自分に甘い」と評する渡邉さんだからこそ、この本に書かれているTIPSは、肩に力が入り過ぎてない、自然体なものばかり。

だからこそ、幅広い女性たちに響いているのかもしれません。

渡邉季穂さん
株式会社ウカ 代表取締役会長・ネイリスト。サロンワークやさまざまな女性誌での誌面登場や、セミナー講師としても活躍。美容の新しい価値観を提案するトータルビューティカンパニー・ukaの代表として、サロンの経営や製品開発まで幅広く手掛けている。

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