吐き気や嘔吐が繰り返し起こり、ひどいときは毎日のように戻してしまう。気になって病院に行き、あれこれ検査をしても、なぜだか病気が見つからないことがあります。
そんな病気のひとつが心因性嘔吐症です。心因性嘔吐症は、検査しても胃にも体の他の部分にも、異常を示すデータがでてきません。ひと昔前は「気にしすぎ」などと言われることもありました。
しかし、異常は確かに起きています。おかしくなっているのは「胃の働き」です。その結果として、まるで消化の負担になるものを食べたときのような吐き気や嘔吐が、必要がないのにあらわれている可能性があるのです。
多くの場合、原因はストレス。自律神経のバランスが乱れ、胃のぜん動が弱くなって胃もたれする、重苦しいといった症状が起きることもあります。
また、ストレスを受けると脳のなかの痛みにかかわる場所が敏感になるために、胃や十二指腸へのちょっとした刺激が、みぞおちの痛みや焼けるような感覚につながったりします。
胃の働きが低下して起きる症状としては、機能性ディスペプシアと呼ばれる消化不良もあります。不調が長く続くときは自己判断で放置せず、早めに医師に相談してみることが大切です。
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胃腸を最速で強くする 体内の管から考える日本人の健康 (幻冬舎新書)
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「胃痛の原因はストレス」「ヨーグルトで便秘が治る」――そんな誤解をしていませんか? 人間の体は巨大な一本の管=消化管でできているのに、私たちは驚くほどその実態を知りません。本書では強い消化管をつくるために欠かせない食事や生活習慣を、日本人の体質を研究する予防医学医の奥田昌子さんが解説。なぜ日本人は「胃腸が弱い」のか、その秘密を紐解きます。
コメント
胃炎と肺炎はゴミ箱診断、これ基本な
真っ先に機能性胃腸症(FD)が思い浮かんだ。うん機能性ディスペプシアってあるやつね(・ω・)
ストレス性胃炎(からの胃潰瘍など)とかと違って内視鏡とかだとわかりにくいし過敏性腸症候群とかもあるからね。
それに決め付けて診察をうけたら、それでなかったら「なんでもない」と思うかもしれない。
胃カメラとか胃電図とかまですることもなさそうだしね(・ω・)
僕が前に勤めていた診療所では、ほとんどの患者さんに「胃炎」という病名を付けていました。
理由はシンプルで、儲かるからです。
胃炎って、「特定疾患管理料」っていう高額の算定項目を毎月何回か付けられるから、クッソ儲かるんですよね。
考えてみれば当たり前の話なんだけど、大多数のお医者さんって、患者さんを助けるためじゃなくて、自分のお金儲けのために仕事してるだけなんだよね。
奥田先生は、どっちのタイプのお医者さんなのかな?
「予防医学医」という単語が、ネットで検索しても1件もヒットしなかったのには、ちょっと笑いました。
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後半部分と宣伝部分が矛盾してない?大丈夫?