まるで温泉に入ったときのような
幸福感を得られる「手浴」
(北海道大学矢野らの研究)
「手浴」は医療現場から生まれたもの。お風呂に入れない患者さんたちに、お風呂に入ったのと同じような効果や感覚を味わってもらうために実践されています。
実験によると、38度の温水で手を温めると、患者の痛みが緩和したり、爽快感が増したり、前向きな言葉を発するようになったり、病気の回復に対する「やる気」も向上したそう。
なぜこのような効果が得られるかというと、温かさを感じる「温点」がもっとも集中しているのが、指、手のひら、前腕だからです。また、手の血管には交感神経支配が集中しているので、手を温めるとこれらの神経に作用し、さまざまな効果を得られるのです。
30日間の「科学的に元気になる方法」をもっと見る
1,447円
『科学的に元気になる方法集めました』(文響社刊)
「毎日を元気にしてくれる科学的なノウハウ」全38項目が収録された一冊。厳選されたノウハウは、世界の科学論文などで紹介されている科学的根拠(エビデンス)があり、誰でもどんな環境でも実践できる簡単なものばかり。科学的に「効果あり!」と認められた方法をご紹介しています。
明治大学教授 堀田秀吾
言語学博士。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言語とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。
手先の冷えは防ぎたい!
【チェックリスト】あなたの冷えは「◯◯冷え」? 放置すると恐ろしい冷えとは
手足の冷えとさよなら。寝る前に簡単にできる「冷え対策3分ヨガ」
コメント
コメントを書く