「ぼーっ」とすると
脳は平常時の15倍働き
良いアイデアがわいてくる
(ワシントン大学レイクルらの研究)
アイデアやひらめきなど、一生懸命考えようとしているときよりも、気を抜いてリラックスしているときに「あ! そういえば! 」と浮かんできたという経験はないでしょうか。
これには脳の血流が大きく関係しています。
脳の血流の総量は、何かをしているときも、何もしていないときも同じです。何かをしているときは、その行動をするための脳の部位に血流が多く流れます。
一方、ぼーっとしている場合は、使われていなかった脳の部位にもエネルギーが行き渡ります。そのため、アイデアやひらめきが浮かぶのです。
数分だけ目をつぶってみたり、ろうそくの火を見つめてみたり、意識を「無」にすることがぼーっとしている状態です。
30日間の「科学的に元気になる方法」をもっと見る
1,447円
『科学的に元気になる方法集めました』(文響社刊)
「毎日を元気にしてくれる科学的なノウハウ」全38項目が収録された一冊。厳選されたノウハウは、世界の科学論文などで紹介されている科学的根拠(エビデンス)があり、誰でもどんな環境でも実践できる簡単なものばかり。科学的に「効果あり!」と認められた方法をご紹介しています。
明治大学教授 堀田秀吾
言語学博士。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言語とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。
コメント
コメントを書く