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皮膚科医が教える、グレープシードオイルを肌に使う5つのメリット

2019/03/07 22:00 投稿

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グレープシードオイルは軽めで毛穴に詰まりにくいので、敏感肌やニキビのある人も含め、万人向けのオイル。さらりと軽めで、ニキビ、炎症、早期老化を防いでくれます。

前回の記事では、グレープシードオイルの基本情報と選び方をご紹介しました。

今回は、グレープシードオイルが肌にいい理由をまとめます。

1. ニキビをケアできる

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グレープシードオイルには、毛穴の詰まりを軽減して、ニキビケアができるオメガ6系脂肪酸のリノール酸が豊富に含まれます。

「ニキビができやすい肌はリノール酸が不足していて、皮脂が濃く粘着性があるので毛穴に詰まってしまいます」とニューヨークの認定皮膚科医、スーザン・バード博士。

また、抗炎症・抗菌作用もあるので、吹き出物対策の強力な味方になります。ニキビに効果的なティーツリーオイルのキャリアオイルとしても使えます。おまけに、グレープシードオイルにはビタミンEも含まれるため、ニキビ跡を改善する効果も期待できます、と『Skin Rules』の著者、デブラ・ジャリマン博士は言います。

2. フリーラジカルから肌を守ってくれる

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グレープシードオイルに含まれるビタミンC、ビタミンE、プロアントシアニジンなどの抗酸化物質は、汚染やUV光によって引き起こされるフリーラジカルによる肌ダメージを予防すると同時に、修復する効果もあります、とロサンゼルスで活動する認定皮膚科医のチッポラ・シェインハウス博士。

結果として、なめらかでハリのある肌が手に入ります。さらには、皮膚がんなどのより深刻な疾患への予防にもなります。フリーラジカルは身体の細胞を破壊する不安定な分子、ということを覚えておきましょう。

3. 肌を保湿し、整えてくれる

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前述した脂肪酸は、皮膚水分蒸散量(肌の水分が空気中に蒸発してしまうこと)を軽減して肌の保湿レベルを改善してくれます。「リノール酸が細胞膜に取り込まれると、肌のバリア機能が高まり、なめらかでやわらかい肌を作ります」とシェインハウス博士。

同時に、ビタミンEが失われた脂質を補います。肌の天然油脂には、保護バリア機能を維持して水分を保つ効果があります。オイリー肌の方は、乾燥により油脂が過剰に生成されている場合が多いため、この保湿効果によって油脂の生成を抑制することができます。

4. 炎症を抑えてくれる

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リノール酸には抗炎症作用もあるという研究もあります、とジャリマン博士。肌の表皮や真皮の炎症を軽くする効果が期待できます。

また、学術誌『Molecular Journal of International Sciences』で発表された論文によると、ブドウの種に含まれるフィトステロール(植物に含まれる分子の一種)は皮膚の炎症反応を制御する可能性があるそう。湿疹や酒さ(しゅさ)などの皮膚炎症疾患を患っている方は、重宝したいオイルです。

5. 小じわやしわを最小限に抑えてくれる

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脂肪酸以外に、グレープシードオイルには早期老化の予防に役立つポリフェノールも含まれます

「ポリフェノールは老化を防ぐだけでなく、老化のサインとなるシミやしわなどを消す効果もあると言われています」とジャリマン博士。また、自然な収斂作用があるため、ハリのある肌へと導いてくれます。

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訳/Seina Ozawa

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