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乾燥だけとは限らない、肌がカサカサになる4つの原因とは?

2019/03/04 07:30 投稿

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乾燥してカサカサになった肌って、とてもイヤなものです。顔が実年齢より老けて見えるし、メイクも浮いてしまう。これまで大丈夫だったスキンケア製品が、急に肌の刺激となってしまうことも。

保湿液をどんなにたっぷり塗っても、肌の乾燥はおさまらない。寝る前に肌を触ると、まるでワニ革みたいにガサガサ……。こんなとき、いったいどうしたらいいの?

皮膚科の認定医であるラジャニ・カッタさんによると、もともと乾燥肌の人は冬になると、低い湿度と凍える寒さ、そして強い風のせいで、皮膚の乾燥がひどくなるそう。

そして、よかれと思って使った製品が、皮膚の状態をかえって悪化させてしまう、ということもあるようです。

肌が乾燥してしまう原因について、皮膚科の専門医に分かりやすく解説してもらいました。

1. 気候の変化

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冬に肌荒れしてしまう理由を、ニューヨークにある総合病院の皮膚部門長をつとめている皮膚科医、アンジェラ・ランプさんはこう説明します。

「空気が乾燥して寒くなると、皮膚の表面からよりたくさんの水分が蒸発します。皮膚の表層が乾くと、肌のカサつきにつながります

肌がすでに乾燥気味のときはとくに、カサカサになりやすいそう。

皮膚細胞はたんぱく質からできており、水分がないと乾燥してしまいます。ドライフラワーやドライフルーツを想像してみてください」

2. 接触性皮膚炎(かぶれ)

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スキンケア・ヘアケア用品によって、肌にアレルギー反応を起こしてしまうケースをよくみます。肌がうろこ状となって、かゆみをともなう紅斑(こうはん)ができることも」と、カッタさん。

これは湿疹の一種、アレルギー性の接触性皮膚炎(かぶれ)です。ガサガサした乾いた斑点が皮膚にできます。この症状は、皮膚が特定の物質に対して敏感となり、2回以上触れたときに起こります。アレルギー性の皮疹が生じるまで、2〜3日かかることが多いです。

接触性皮膚炎にはほかに、刺激性皮膚炎もあります。カッタさんによると、最近よくみられるそう。刺激性皮膚炎は、皮膚が硬くなるなどの反応がすぐに起こることが多く、肌に強すぎる成分の入ったスクラブや角質洗顔料、パック、ニキビ治療薬などが原因となります。

このふたつを引き起こすものとして、パフューム類(エッセンシャルオイルなど天然由来のものも、合成したものも)、化粧品、日焼け止め、薬などが挙げられます。そのほか石けんや洗剤によって、炎症が起きてしまうことも。

3. 脂漏(しろう)性湿疹

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脂漏性湿疹という湿疹もあります。赤くてかゆみをともなう、カサカサ状の皮膚がまゆげや眉間、小鼻のわき、頭皮にできるのが特徴。専門家によれば、皮膚の油分に存在する酵母菌と何らかの関係があると考えられており、その酵母菌に免疫システムが反応して症状が起こるとされています。

「皮膚は乾燥しているように見えますが、そのカサカサは炎症によるもの。脂性肌のひとによくみられます」とカッタさん。寒くて乾燥した時期になりやすいとのこと。

4. 乾癬(かんせん)

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乾癬(かんせん)と湿疹、見た目は似ているのですが、このふたつはまったく異なります。乾癬は、自己免疫疾患。つまり、刺激が原因で起こる病気ではありません。多くの場合、盛り上がったうろこ状の斑点ができます。

乾癬は、天候の変化が症状に影響することはありません。「乾燥してカサカサしたものが皮膚からはがれ落ちたり、発疹をともなう状態が慢性的に続いたりするときは、医師にかかって適切な診断を受けることをおすすめします」とランプさんは話します。

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