別に楽しいことがないときでも
「フェイク・スマイル」で笑顔をつくると
ストレスが軽減されて気分がよくなる
(クラフト、プレスマンらの研究)
最近、元気がない、ついてない、悲しいなど、気分が沈んでいたら、フェイクでもよいので笑顔を作ってみましょう。
「笑顔」=「楽しい」「幸せ」と脳にインプットされているので、幸せな気分を呼び起こすことができます。これは、世界中の実験で証明されている事実。
被験者たちにいくつかのパターンで箸をくわえてもらい、ストレスがかかる作業をしてもらった後に心拍数やストレスの度合いを計測したところ、箸を横向きにくわえて笑顔のようになっている被験者のストレスが最も低いという結果が得られました。
楽しい気分を増幅させ、ストレス軽減にも効果があるのが「笑顔」。日常のささいな不満は、フェイク・スマイルで吹き飛ばしましょう。
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明治大学教授 堀田秀吾
言語学博士。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了。言語とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。