食器類を変えて、食べる量を心理的にコントロールするのであれば、正しい組み合わせは小さなお皿と大きなフォークです
(スティーヴン・ガイズ著『小さなダイエットの習慣』203ページより引用)
ガイズ氏によると、小さなお皿と大きなフォークは、どちらも食べる量を減らす効果があることが研究で実証されているとのこと。別の研究ではおかわりをもらうよりも「お皿にいっぱい盛った」ときのほうが、食べる量が少なくなることがわかったといいます。
とはいえ、家にある大きな皿を全部捨ててしまうことはありません。大事なのは、お皿や器の大きさが食べる量の選択に影響を与えることを意識することだとガイズ氏はいいます。
お皿のサイズで満腹感を決めず、自分のカラダの声に耳を傾けましょう。保存容器を買っておいて、満足したと思ったときには、食べ物をあとの楽しみのために残しておく練習をするのもおすすめです。
『小さなダイエットの習慣』(ダイヤモンド社刊)
10万部を突破したベストセラー『小さな習慣』の著者スティーヴン・ガイズによる、待望の第二弾。従来のダイエット本とは一線を画す、「太らないための思考を作り、太りにくいライフスタイルを習慣化」するための一冊です。ガイズ氏が実体験からつかんだ“小さすぎて失敗のしようがない”ダイエットの習慣を、1日ひとつお届けします。
スティーヴン・ガイズ/著者プロフィール
2004年より自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている。2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げ、ホワイト・ダウ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれた。「ライフハッカー」「マインド・ボディ・グリーン」「タイニー・ブッタ」「ビッグ・ザ・ブレイン」などの人気メディアに寄稿している。