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理学療法士も愛用! 筋膜を心地よく解きほぐすフォームローラーとは?

2019/01/18 07:30 投稿

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毎朝、腰の痛みとともに目が覚める、あるいは週に何度も午後になると凝っている肩のあたりをさすってしまう……そんな思いをしているのは、あなただけではありません。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)の最近の調査結果によれば、およそ5千万人のアメリカ人が何らかの慢性痛に苦しんでいるそう。これはアメリカの人口のおよそ20パーセントにあたります。つまり、あなたには仲間が大勢いるということ。だからといって痛みが消えるわけじゃないけれど。

でも、そんなあなたに朗報です! この悩みも安価な道具ひとつと、ほんの数分の時間さえあれば解決するかもしれません。

筋肉の緊張をほぐして痛みを軽減するために、理学療法士が長らく活用してきたのが、フォームローラー(ジムでよく見かける、黒や青の長い円筒形をしたウレタンフォームのこと)です。

フォームローリングのメリット

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フォームローリング(自己筋膜リリースともいう)は、組織の上にある層をより柔軟にすることによって筋肉の緊張をほぐすというもの

「身体の組織には筋肉を包み、筋肉群をつなぐ筋膜と呼ばれる層があります」と説明するのは、ニューヨークにあるBeFit Therapyでトレーナーをしている、スポーツ臨床専門医のブライン・ガーニーさん。

「よくある例だと、筋膜内にトリガーポイントが成長するのですが、そのトリガーポイントこそがコリや痛みの原因に。そこでフォームローラーを使って、これらのトリガーポイントをリリースし、筋肉をやわらかくするのを助けるわけです」

フォームローラーのエクササイズとストレッチを組み合わせて筋肉をほぐせば、もっと自由に身体が動くようになり、痛みもやわらぐことに気づくはず。

また関節周りの筋肉はそれほど硬くないので、フォームローリングは可動域を広げるのにも役立ちます。多くのトレーナーが、ワークアウト後の痛みの予防だけでなく、エクササイズ前に関節の準備を整えるためにフォームローリングを推奨しています。

注意すること

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鋭い痛みやチクチクするような痛みがあり、それが1週間以上続いている場合や、あるいは何か外傷を負う出来事の後に痛みが起こるようになった場合は、医師の診断を受けてください

理学療法士は問題の要因となる身体の動きを分析することができますが、医師であればもっと深刻な筋肉の損傷や骨のけがなどについて診断が可能です。

うずくような痛みが現れたりおさまったりする、痛みが消える、あるいはエクササイズをすると改善するといった場合なら、軟部組織が硬くなって可動性を制限している兆候で、フォームローリングが役立ちますね」と言うのは、シカゴにあるReact Physical Therapy創立者で理学療法士のデイヴィッド・リーヴィーさんです。

おすすめのフォームローラーは?

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クッションのようにやわらかいものから硬いものまで、ローラーにはさまざまな種類があります。

どれがよいのかは、筋肉がどのくらいセンシティブで、どのくらい深くまでマッサージを行いたいかによって変わってきます。したがって購入を考えているなら、どれがおすすめか理学療法士に相談しましょう。

ガーニーさんの好みは、やわらかめのマッサージにはMELTメソッド社製のやわらかいローラー筋肉の奥深くに届くようなものを探しているなら、トリガーポイント社製のカーボンフォームローラーだそう。

具体的なエクササイズは、次回に。

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