スイーツの誘惑もあるし、ジムのトレーニング時間もいつもより取れなくなりがちに。意志の力とモチベーションが試されるときです。
しかし運動とダイエットのペースを保つことは、そんなにハードルが高いものでもありません。栄養士とフィットネストレーナーが、この大変な時期を健康的にすごすための簡単なヒントやコツをご紹介します。
01. ひと口ひと口を味わって食べる
「ゆっくり物を食べると、思いのほか満足感を覚えることに驚くことでしょう。早食いは、余計なカロリーをとってしまいがちです」と、医師のレイチェル・ファインさん。
ひと口食べたらひと口水を飲むことも、心が体のペースに追いつくためには好ましい食べ方。満腹でこれ以上食べなくてもいいと心が気づくまでには、数分の時間がかかることもあるのです。
02. 飲み物のチョイスは適切に
「ジュースや炭酸飲料、アルコールはカロリーが高いのに腹持ちがしません」と、医師のエドウィナ・クラークさん。もしお酒を飲むならシンプルなものにして、かわいらしいカクテルなどは避けるようにクラークさんはすすめています。
辛口や超辛口のシャンパン、または低カロリーのアルコール飲料にしましょう。ペパーミントホットチョコレートやジンジャーブレッドラテなど、砂糖がたくさん入った季節物のコーヒードリンクも避けたほうがベター。それらの飲み物はカロリーが高いわりには、たいして栄養がないからです。
03. ストレス食いは避けて!
「ストレスを受けることは、本当に食べたくはないのに食べてしまう要因になります。とくにクリスマスシーズンは魅力的なスイーツやごちそうにあふれていて、なおさら。クリスマスシーズンに体重が増えるのは、たいていはストレス食いのせいなのです」と、医師のフィオレラ・ディカルロさんは話します。
毎日数分でも散歩をしたり、本を読んだり、熱いお風呂につかったりして、自分の心をケアしましょう。まわりの誘惑から心を守ってくれそうなものなら、何でもOKです。
04. 免疫力をアップさせる食材をとる
「ショウガ、ターメリック、ニンニク、タマネギをとることは、免疫力を高めるなど健康にいいことで知られています。ショウガにはジンゲロールやショウガオールといった成分が含まれていて、それらは炎症を抑え、免疫力を高めてくれるのです」 と、医師のジリアン・クバラさん。
食事にこれらの食材を使って、風邪やインフルエンザにかからないようにしましょう。
05. ヘルシーなおやつを持ち歩く
「ヘルシーなおやつを食べることで、パーティやクリスマスのごちそうの食べすぎを防げます。ランチとディナーの間が長く空くときは、おなかをもたせるためのおやつを持ち歩くといいでしょう」と話すのは、医師のナタリー・リゾさん。
野菜スティック&フムスディップ、手のひら一杯ほどのナッツなどは、食物繊維やたんぱく質も取れて腹持ちがよく、エネルギーにもなるのでおすすめです。
06. ヘルシーなサイドディッシュを持っていく
「クリスマスに誰かの家に呼ばれているなら、お好みのヘルシーなサイドディッシュを作っていくのがおすすめです」と、医師のジジ・ルービンさん。
こうすれば、健康的な生活の維持に役立つ食べ物が、少なくとも何かはあることに。たとえば芽キャベツとサツマイモのローストや、ザクロとケールのサラダなどはいかがです?
07. 水分をとる
「年末年始の休み期間は、積極的に水分をとることが大事です」(ルービンさん)。
水分をとると空腹感を抑えられるだけでなく、肌を炎症や加齢から守ってくれます。ボトルの水に果物を入れて自然の甘みを加えたり、スッとさわやかになる炭酸水を飲んだりするといいでしょう。
08. キッチン掃除の手伝いを申し出る
パーティでの食べすぎやデザートからの誘惑を避けたいなら、パーティのホストに家事の手伝いはないか、たずねてみたらいかがでしょう。
「キッチンの掃除を手伝いたいと申し出てみましょう。驚かれるかもしれませんが、掃除で消費されるカロリーは、1時間に100キロカロリーにもなります」とセレブ専属のトレーナーであるアシュリー・ウォルターさんは言います。
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