スイーツの誘惑もあるし、ジムのトレーニング時間もいつもより取れなくなりがちに。意志の力とモチベーションが試されるときです。
しかし運動とダイエットのペースを保つことは、そんなにハードルが高いものでもありません。栄養士とフィットネストレーナーが、この大変な時期を健康的にすごすための簡単なヒントやコツを紹介します。
01. 毎日カラダを動かす
もし真剣にトレーニングをする時間がなくても、一日を通して活動的でいるといいでしょう。「5分、10分、20分でもカラダを動かします。そうすれば、カラダと心が喜んでいるのがわかりますよ」と、ウォンダバー・ピラティスの創業者/CEOのアミー・ジョーダンさんが言います。
長い散歩、ハイキング、ちょっとした水泳、ダンスレッスンなど楽しめるものを選ぶといいでしょう。
02. いつもの運動のメニューを変えてみる
時間が経つとカラダが運動のメニューに慣れてきて、同じメニューだと大変だと感じなくなるものです。
「いつもと違うことは、カラダに新鮮で健康的な刺激を与えます」と、セレブ御用達のフィットネストレーナーで、「ザ・リサ・コルセロ・メソッド」の創業者であるリサ・コルセロさん。
今まで参加したことのない新しいトレーニングのクラスに登録してみたり、友達のトレーニングクラスに参加したりしてみるといいでしょう。するといつもの運動がより新鮮に感じられて、運動したい気持ちになるはずです。
03. やりたくなくても、運動を決してやめない
「運動をしない日を一度つくってしまうと、運動するという責任感を保つモチベーションがどうしても下がります」と説明してくれたのは、スタジオ SQEAT オンデマンドのパーソナルトレーナー/起業家のキャット・コムさん。
コーンさんは、早朝などの忙しくない時間に運動することをすすめています。そうすることで運動のさまたげがなくなるのです。
04. 家でもトレーニングはできる
「もしジムに行けなかったら、家で高強度インターバルトレーニングをしてみましょう」と勧めるのは、アルティメット・パフォーマンスの主席パーソナルトレーナー/肉体改造の専門家であるアローシャ・ネコナムさん。
自分の体重を使ったトレーニングや坂道ダッシュなどはシンプルではあるものの、アクティブに代謝をアップさせ、年末年始の休暇を通してカラダの状態を維持するのに効果的です。
05. NEATトレーニングを取り入れる
「日常的な活動レベルは、NEAT(Non-Exercise Activity Thermogenesis/非運動性活動熱産生)、すなわち、運動以外の日常生活でエネルギーを消費することでもキープできます。これによって、カロリー摂取量が増える時期にも、カロリー燃焼量を増やしたり、体重をより安定的に維持することができるのです」と、ネコナムさんは話します。
06. 自分にあった運動スタイルを取り入れる
「もしあまり運動する時間がないなら、上半身の運動と下半身の運動をワンセットにした筋力トレーニングである“ジャーマン・ボディ・コンポジション”のような全身ワークアウトに切り替えてみては?」(ネコナムさん)。
全身ワークアウトはカロリー消費を最大化し、代謝アップにつながります。効果があるかを確認するには、週に3回ほど全身ワークアウトを行うことをネコナムさんはすすめています。
07. トレーニングの相棒を見つける
「ジムでパートナーを見つけてトレーニングの目標を共有すれば、お互いのモチベーションが高まります」と、ニュージャージー州のフォート・リーにあるサイクルバーのオーナー/マスターインストラクターでもあるマリサ・コクノバーさんが話します。
もし、そのパートナーが同じ目標を共有していなくても、パートナーがいるだけで責任感がわいてくるものです。
08. いつもの運動に家族を巻き込む
「休日は家族と一緒にすごすべき時間です。だから、いつもの運動に家族を誘うといいでしょう。ヨガやスピンなどが好きなら、一緒にレッスンに行こうと誘ってみては?」と、医師のナタリー・リゾさんは提案します。
09. スケジュールを立てて、守る
「年末年始の休暇のスケジュールを立てることが大事です」と、医師のジジ・ルービンさんは強調します。
いつ運動して、いつ食事を準備するのかといったスケジュールを立てることで、一年間頑張って運動してキープしたウエストラインを維持できるんです。
また、「自分のスケジュール、食事、運動に責任を持つといいでしょう」と、スタジオ・スリーのインストラクターであるヒーサー・スティーブンスさんは言います。
もしそれがあなたにとって重要なものなら、そのようにふるまいます。そして失敗を同じくらい正直に認めて、その失敗をどうリカバリーするか計画を立てることも大事です。
10. たっぷりと休息する
「年末年始は睡眠のリズムが乱れやすく、それにより体重のコントロールに悪い影響がおよびます」と、スワンソン・ヘルスで栄養士をしているリンゼイ・トースさんは話しています。
睡眠のリズムを維持してカラダのバランスを保つには、睡眠前に行う眠りによい習慣を身につけ、それを崩さないことが大切です。
11. 2019年の目標を早く立てる
「年末がおわるのをただ待つのではなく、今すぐ来年の計画を立てましょう」と、トレーニングとコンディショニングの認定コーチであるエヴィー・ファッツさん。
そうすることで休みの間もカラダのコンディションづくりに集中することができ、新年を楽しみに迎えられるはずです。
冬こそ、筋トレ!
初心者でも大丈夫。やった分だけ確実に効果が出る「筋トレ」とは?
Courtney Leiva/How to Celebrate the Holidays Without Getting Sick or Gaining Weight
訳/STELLA MEDIX Ltd.
(ID:588745)
分かりきったことの箇条書きで具体性に欠ける
寒くて運動さぼる人がスケジュール通りに動くことなんてできないし、スケジュール通りにできる人は寒くても運動する