平日夜のデートや女子会、仕事でやつれ、メイクのよれたボロボロの顔でのぞみたくないですよね。とはいえ、直している時間がない!というあなたへ。「これだけやればOK!」と岡本さんが実践する、簡単お直しテクを紹介します。

メイク直しは「一瞬で出来ることだけ」

写真左から)クレ・ド・ポー ボーテ「マニフィカトゥールレーブル」、リサージ「ビューティーアップヴェイル(ライブリー)」、キッカ リキッドアイライナー W 01 アビス」

わたしはいつも、「一瞬で朝の顔に戻せる」コスメを持ち歩いています。

1日に取材を3〜4件お受けすることもあるので、楽しくて気力は十分なのに、夕方には顔が疲れてしまうことも、もちろんあります。むしろ毎日かもしれません。

顔に疲れが出ることはしょうがないので、大丈夫。お疲れ顔をどう生き生きさせるかが、メイク直しのテーマです。

「メイク直しの時間がない」とよく聞きますが、お直しの時間を10分もとる必要はありません。むしろ1分あれば十分です!

会議室を出てオフィスに戻る前に、ちょっとお化粧室で脂浮きをおさえるだけでも、立派なメイク直しです。ポイントは、テカリをオフすること、暗いところを明るくすること。テカリはティッシュで十分にオフできます。

シンプルなメイク直しを叶えるためには、朝のスキンケアとメイクも大切スキンケアでしっかり水分保湿して内側から透明感を出し、ベースメイクにコントロールカラーを使うと、日中も明るい肌でいられます。

また、顔が疲れて見えるときは血行が悪くなっているので、座っているときにすこし足首を回したり、耳を揉みほぐすのもおすすめ。お化粧室や移動中によくグルグルしています。

1分のメイク直しをするタイミングとしては「外出する前」、その空間から移動するときには鏡を見てみて。そのクセをつければ、いきなり疲れ顔すぎてがっかりすることもありません。

男性が気になるのは、マスカラを綺麗に塗っているかよりも「ちょっとした崩れ」

疲れ顔の原因は影なので、まずは明るさをプラスすることが大切です。

コンシーラーかハイライトで、目の下や口の周りに明るさをプラスして。

リサージの「ビューティーアップヴェイル」のように、チークとハイライトが両方入っているパレットがオススメです。

チークも色をばっちりのせるというよりは、透明感をアップさせるカラーを選んで。最近のメイクトレンド的にも、自然に血色があがるようにさっと入れると綺麗です。

そして唇が常に潤っているのも生き生きポイント。クレ・ド・ポー ボーテの「マニフィカトゥールレーブル」のように、鏡を見なくても色づきとツヤが足せるものがあると心強いです。

唇にツヤと明るさがあると、お顔全体も明るくつややかに見えますよ。そして私が必ずポーチに入れるのはアイライナー。目をふちどると、目もとに生き生きとした輝きが戻ります。

キッカのリキッドアイライナーは、とにかく筆先が細くて繊細なお直しができる。目尻の跳ね上げは特に丁寧に仕上げて。

一番濃い色が、一番よれが目立つんですよね。

男性はマスカラをどんなに綺麗に塗っているかよりも、眉が片方短くなっているとか、ネイルがちょっとはげているとか、「塗ったのにとれちゃった」というところに目がいくそう。

デート前には、お肌も明るく、血色もプラスして、濃い色は丁寧にプラスしてみてください。生き生き顔になれば、疲れまでも回復してくるので不思議。

メイク直しのポイントを抑えて、お仕事あとの予定もたっぷり楽しんでくださいね!

岡本静香さん

美容家。2005年に始めた美容ブログが人気を集め活動を開始。女性誌のライターアシスタント、化粧品会社のビューティーアドバイザー、美容講師の経験を経て、美容家として活躍中。2017年からは、それぞれの生活スタイルに沿った美容法のコンサルティング「静香塾」、会員制オンライン美容メディア「biishiki」をスタート。「biishiki」では凛とした美しさをつくる動画レッスン、心を掘り下げるQ&A、魅力的なゲストとのトークラジオなど、選りすぐりのコンテンツを通して多くの女性の本質的な美を引き出している。近著は『自分の肌を好きになったら運命は変わる』など。HPはこちら

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