A.ホント。
皮肉にも、紫外線の浴びすぎによって起こる皮膚がんの予防キャンペーンが成功したため、日光に当たる時間を減らし、露出した肌に強力な日焼け止めを塗るのが常識になっている。
だがこのキャンペーンは、ビタミンD欠乏の人が大幅に増えるという、意図しない結果も招いた。日焼け止めは日焼けを防ぐだけでなく、ビタミンDの生成に必要な紫外線の吸収も妨げるのだ。
『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)より
正解は「日焼け止めは体内のビタミンD生成を妨げる」。温暖な地域なら、夏は20分、冬は30分間ほど、日焼け止めを塗らずに晴れた屋外で過ごすだけで十分なのに、なぜビタミンD不足に陥ってしまうのか・・・・・・。その要因として、チョプラ教授は「過度のUV対策」に警鐘を鳴らしています。
色白肌の人より色黒肌の人のほうが紫外線を吸収しにくいためにビタミンD不足になりやすく、屋外に出ることが少ない高齢者やデスクワークの人も要注意だそう。どうしても日焼けしたくない人や、日光に当たる時間がとれない場合は、サプリメントでビタミンDを補給するのもひとつの手です。
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『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)
医師が断言する「究極の飲み物」コーヒーについて、ビタミンDの新しいポテンシャル、運動による知られざるメリット、スーパーフードとしておなじみの「ナッツ」が本当にすごい理由、脳だけではなくカラダにも影響を与える「瞑想」の力など6つのカテゴリーにて、本当に正しい健康の知識について触れています。膨大なデータベースを元に導き出したからこそ信頼できるトピックが満載です。