でも必ずしもそうとは限らないかも! 血糖値を急上昇させることなく、甘いもの好きの人も満足できる方法はたくさんあるのです。おまけに特別な材料を使った手間のかかるレシピに頭を悩ませながら、何時間もキッチンで過ごす必要もありません。
とっても簡単でおいしくて、栄養士のお墨付きのすばらしいアイデアをいくつか紹介します。
01. チョコレート・ピスタチオ・バーク(Chocolate Pistachio Bark)
View this post on InstagramLori Zanini Nutritionさん(@lorizanininutrition)がシェアした投稿 - 2016年 8月月8日午後7時50分PDT
溶かしたダークチョコレートに、刻んだナッツとシーソルトをふりかけます。それをよく冷やし固めてから、いくつかに砕くと何ができるでしょう? チョコレートバーに似ているけれど、ヘルシーな脂肪分たっぷりの低糖のおやつです!
ポイントは、カカオが70パーセント以上のダークチョコレートを使うこと。「心臓の健康にもメリットがあり、マグネシウムの摂取にもよいでしょう。マグネシウム不足はインスリン抵抗性に関連しているため、糖尿病の人はマグネシウムを摂取することが大切です」と説明するのは、『The Diabetes Cookbook and Meal Plan for the Newly Diagnosed』の著者で、栄養士のロリ・ザニーニさん。
02. クリーミー・スタッフド・プラム(Creamy Stuffed Plums)
View this post on InstagramThe Nutrition Twinsさん(@nutritiontwins)がシェアした投稿 - 2018年 8月月12日午後5時54分PDT
ジューシーなプラムを、大満足のおいしいデザートに変身させる方法がこちら。プラムを半分にカットして、種を取り除きます。そこにギリシャヨーグルトをひとかたまりずつ詰め、刻んだアーモンドをのせ、シナモンをひとつまみふりかけましょう。
「ヨーグルトとナッツのたんぱく質は、プラムの糖質の消化を遅らせ、血糖値の急上昇や急降下を防ぎます」と言うのは、栄養士のリッシー・ラカトスさんとタミー・ラカトス・シェイムズさんのおふたり。
そしてシナモンはただフレイバーを加えるだけではなりません。「血糖値を下げるのを助けてくれます」とのこと。
03. ピーナッツバター・バナナ・ポップ(Peanut Butter Banana Pops)
View this post on InstagramErin Palinski-Wade RD, CDE,CPTさん(@erinpalinskiwade)がシェアした投稿 - 2018年 8月月10日午前4時40分PDT
砂糖たっぷりのアイスクリームじゃなくても、濃厚でクリーミーなアイスキャンデーを食べることができます。バナナを半分にカットし、表面にナチュラルピーナッツバターを塗ります。刻んだピーナッツの上で転がすようにして、全体にピーナッツをまぶします。これをクッキングシートの上にのせて、冷凍庫で冷やし固めましょう。
冷凍バナナはクリーミーな舌触りですが、繊維質が高く、余計な砂糖も加えていないので、ほかのフローズンデザートのように血糖値の上昇を引き起こすこともありません、と説明するのは『2-Day Diabetes Diet』の著者で栄養士のエリン・パリンスキー=ウェイドさん。
04. スキニー・ペパーミント・カフェ・モカ(Skinny Peppermint Café Mocha)
View this post on InstagramThe Nutrition Twinsさん(@nutritiontwins)がシェアした投稿 - 2017年12月月28日午後6時09分PST
この手づくりラテは、コーヒーショップで買うよりも安あがりなだけではありません。甘いシロップの代わりにステビアで甘みをつけているので、血糖値にもよいのです。
ラカトスさんとラカトス・シェイムズさんいわく、コーヒーに無加糖のアーモンドミルク、ステビア、ココアパウダー、ペパーミントエクストラクトを加えて、濃厚で泡立つまでかき混ぜて、とのこと。「ブレンダーに材料を入れてよく混ぜると、さらにクリーミーになりますよ」。
05. ブルーベリー・ミント・パフェ(Blueberry Mint Parfait)
View this post on InstagramLori Zanini Nutritionさん(@lorizanininutrition)がシェアした投稿 - 2016年 4月月26日午前7時20分PDT
新鮮なブルーベリーをのせたプレーンヨーグルトは、おいしい朝食にぴったりなだけではありません。フレッシュなミントの葉を飾れば、甘さ控えめのおしゃれなデザートに、とザニーニさん。
「ベリーには繊維質や抗酸化物質が多く含まれますが、GI(グリセミック指数)が低いので、多くのほかのフルーツと比較しても、血糖値への影響が少なくてすむ」とザニーニさんは説明してくれました。
06. ダークチョコレート・ディップド・アップル(Dark Chocolate Dipped Apples)
View this post on InstagramErin Palinski-Wade RD, CDE,CPTさん(@erinpalinskiwade)がシェアした投稿 - 2017年12月月18日午前5時02分PST
見た目もおいしそうなこのデザートのつくりかたは、まずリンゴを薄い輪切りにするところから。1枚1枚、溶かしたダークチョコレートに半分ひたします(ここでもカカオ70パーセント以上のチョコを使うこと)。チョコレートのかかっている部分に、チアシードやフリーズドライのベリーなど、好みのトッピングを散らしたら、できあがり、とパリンスキー=ウェイドさん。
リンゴ以外のフルーツもミックスしたいなら、いちごやスライスしたオレンジなど、低糖のフルーツをチョコレートにひたすのがおすすめだそう。
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訳/Maya A. Kishida