一瞬で劇的な変化を起こさなきゃ!とか、「どうしてあの人みたいに私は奇跡を起こせないんだろう」と自分を責めてしまうと、潜在意識が変わる前に、その期待自体がプレッシャーになってしまいます。
その結果、「なんでできないの?」と自己否定を続け、現実も変わらない……という状態が続いてしまうんですね。
すると、「せっかくの奇跡や変化」を逃してしまうのです。今日は自分の人生を簡単に変える3つのステップについてお伝えしていきたいと思います。
人生が変わらない時にあるのは、「自罰行為」
人生がなかなか変わらない人のパターンとして、自罰があります。
たとえば、自分を誇りに思うことができた。でも、すぐに運命の人に出逢えない自分をまた責めてしまう。
せっかく人から褒められることがあった。でも、劇的に人生が変わらないから、そんな自分をまた責めてしまう。過去と比べたら、劇的にうまくいくようになった。でも、一番望むことを一度で一気に達成できないからまた責めてしまう。
これだと、「その都度自分を否定する状態に戻っている」ため、潜在意識は書き換わらないのです。
人生を変えられる人は自分に優しくしている
一方で、潜在意識を書き換えた方は、ひとつひとつを丁寧に拾い上げて、変化を起こされています。
ここまで苦しかった、とても辛かった自分がいる。でも、とてもとても自分が頑張ったおかげで、自分で自分を褒められることも出てきたし、誇りに思うことができた。
その自分に対して、少しずつ「偉かったね、すごいね、よかったね」と認めることを積み重ねていく……。
その上で、その「偉いねと思えた自分にふさわしい現実を選択しなおす」ということができるからこそ、大きく現実が変わる体験ができるようになるんですね。
つまり、
1.自分を認めたり褒められるようになった喜び
2.それが自己表現につながり、周囲からの評価にもつながる
3.それによってさらにセルフイメージが変わり、今の自分のセルフイメージにあった現実を選択し直せる
4.それによって、現実がさらに変わる
こんな4つのステップを実行していらっしゃいます。
優しさが心に浸透しているからこそ、変わることができる
こうした劇的な変化をする方は、実は、(これは言葉にするととても辛いことなんですが)虐待を受けたり、本当に辛くて辛くて苦しいことばかりだった、誰も味方がいてくれなかった……という方が多いのです。
その理由は、「人生で、誰も肯定してくれなかった」ことを、「自分で肯定できるようになった」
あるいは、「人生で誰も言ってくれなかった(褒めてくれなかった)」にも関わらず、「少しでも褒めてくれたりする人がいた」というように、
今までなかったことができるようになった喜びを、何度も感じているからです。
何度も何度も、1つの喜びをかみしめ、心の中で味わい、それを潜在意識に焼き付けることができるからこそ、セルフイメージも書き換わりやすく、現実にも反映されやすいのです。本当は……そんなことがないほうがいいかもしれません。
今まで苦しいことしかなかったから、だから小さな嬉しいことが人よりずっと嬉しく感じる……という人生より、最初から幸せだった方がいいかもしれないのです。
でも、そこで彼女達は、「できなかったことができるようになったこと」を純粋に喜んだり、「もらえなかったものをもらえるようになったこと」を、純粋に大きな喜びをもって受け取っていたのです。
ああ、私を褒めてくれる人がいる。
ああ、私を助けてくれる人がいる。
ああ、私は私をやっと肯定できた。
ああ、私は私をやっと褒めてあげることができた。
今までは、なかったことが、私の人生にあるんだ。
嬉しい。だから、そのことを何度も考える。その結果、潜在意識に定着するのが劇的に早かったのです。そしてそれが、現実の変化につながっていったんですね。
苦しかったからこそ、だから、喜びを受け取れる。過去にひるむことなく、過去に屈することなく、そこで諦めることもなく……いつも苦しみを超えて自分を変えていってほしいと思います。
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