肌寒くなり、いよいよ柚子が恋しくなる頃ですね！

柚子は日本人に古くからなじみが深く、お年寄りから子供まで、とてもリラクゼーション効果の高い柑橘です。柚子の香りを嗅ぐと、なんだかとても懐かしい気持ちになり、ほっと安心するのは決して私だけではないはず。

しかも、無農薬の柚子は皮から種まで全ての部分を、余すところなく利用することができる、とても貴重な存在です。

オーナーセラピストを勤めているオーガニックサロン＆アトリエ『Harmony with Earth』では、毎年この季節になると、柚子の種を使ったティンクチャーのつくり方や、そのエキスで化粧品をつくるレッスンを開催しています。

今日は柚子の効能と共に、食べてもつけても美肌になる、皮や実のまるごと活用法をご紹介します！　

◆柚子ハチミツエッセンスの作り方


（1）柚子をよく洗い水分をしっかり拭き取ります。
（2）柚子を輪切りにし、空瓶に押しつぶさないようにしながら口切いっぱい入れていきます。
（3）隙間からハチミツを瓶の口ギリギリまでたっぷりと入れます。
（4）1週間ほど冷暗所に置いて完成です。

※未開封の状態なら1年ほど保存が可能です。封を開けたら冷蔵庫で保管し、早めに使い切りましょう。
※まれにハチミツや柚子にアレルギーをお持ちの方もいらっしゃいます。肌に違和感を感じたら使用は控えましょう。

◆アレンジも自由自在！

このエッセンスを、紅茶にスプーン1杯加えていただくのが秋冬の私の大好きなリラックスタイムの過ごし方。

また、エッセンス大さじ1程度に、お好みの植物オイルを同量加えたもので、週に1〜2回、バスタイムにパックしています。

時には、オイルをガスールなどのクレイ（泥）に替えて、毛穴の汚れを落とすディープクレンジングにも使います。ハチミツと柚子のW保湿効果でうるおいがUP！　どちらも乾燥の激しい時季にとてもおすすめのスキンケアです。

柚子には、肌を若々しく保つ美容成分が豊富に含まれています。とくにビタミンCはレモンの1.5倍。また、柑橘類に多いとされるポリフェノールの一種のヘスペリジン（ビタミンP）は、なんとみかんの20倍といわれています。

ヘスペリジンは、毛細血管の強化、血流改善効果、抗アレルギー作用などの効果が様々な医療研究機関で確認されています。さらに、柚子の芳香成分のリモネンは、リラックス効果や緊張をほぐす効果があります。

一日の疲れを和らげるので、ストレスに負けない艶肌作りや自然治癒力UPに効果的です。ぜひお試しくださいね☆

☆12月1日、1月30日開催
「発酵コスメ＆ティンクチャー＆グリーンシェイク」



『ファンデーションなしで、輝く艶肌を作る！』 メソッドを余すところなく紹介するワンデーレッスンを開催します。

秋冬肌にぴったりの乾燥や肌トラブルを防ぐ発酵コスメと、発酵コスメづくりに重要なティンクチャー作り（柚子種）を徹底してお伝えします。そして、毎日の食習慣にグリーンシェイクを取り入れて内外からデトックスを行うことで、艶のある美肌を作ることが可能です。

美味しく美腸になるグリーンシェイクをぜひご一緒に作りましょう！

text by立川 奈緒子（たつかわ・なおこ）
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オーガニック美容研究家、セラピスト、ヒーラー。プライベートオーガニックサロン＆アトリエ『Harmony with Earth』主宰。自身のアトピー・アレルギー体質をきっかけに、化学合成成分を極力使わない一物全体を意識した生活、腸内環境を整える発酵＆オーガニック食の提案、成分を見て化粧品を選ぶ大切さを提唱。代替医療＆アロマテラピーの専門誌や野菜作りの専門誌などで、８年間編集と取材に携わる。現在、地球のリズムと調和する植物や自然の素晴らしさを伝えることをテーマに、手作りコスメセミナーや五感に働きかける施術のほか、コスメカウンセリング、美容コンサルティング、商品企画、執筆活動などを行っている。【インタビュー】KAGURE holistic beauty【ブログ】http://ameblo.jp/harmony-with-earth/　Twitter、Facebook


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