世界に広がった日本のソウルフード「お寿司」。魚だからと一見ヘルシーに感じられますが、ダイエット中には注意が必要な食べ物でもあります。
今回は、管理栄養士直伝、太らないお寿司の食べ方を紹介します。
「お寿司のみ」は栄養が偏りがち。まずは食べる前に……
お寿司だけでは、どうしても栄養が偏りがちになってしまいます。特に、食物繊維やβ-カロチン、ビタミンCが不足気味。
そこで管理栄養士の水谷俊江さんがすすめるのが、食べる前に「野菜ジュース」を飲むこと。
野菜ジュースの中には飲みやすくするため食物繊維を取り除いてしまっているものもあります。パッケージの栄養成分表示をよく確認して、食物繊維やビタミンCが含まれているものを選びましょう。また、お寿司の前に野菜ジュースを飲むことで、血糖値の急上昇も抑えられて太りにくくしてくれますよ。
(「Diet Plus」より引用)
お店で一番最初に食べるものは?
また、お寿司は一貫が手のひらサイズなので、ついつい食べ過ぎてしまう危険性が……! そこでお寿司を食べる前にお腹に入れておきたいのは、海苔汁やあおさ汁です。
食物繊維も補給できるうえに、水分が入ることで満腹感を感じやすくなって、無駄な食べ過ぎを防いでくれます。
(「Diet Plus」より引用)
ダイエット中こそ食べたいネタは?
お寿司にのっている生魚には、DHAやEPAという血液の余分な脂肪を減らすオメガ3という脂肪酸が豊富に含まれています。低カロリーで高タンパクな白身魚も魅力的。
その他にも、生活習慣病の改善につながる栄養素を含むネタもあるので、ぜひチェックを。
1. DHAやEPAの豊富な魚たち:まぐろ、アジ、いわし、サバ、小肌、ハマチ、ぶり、サーモンなど
2. 低カロリー、高タンパク系な白身魚たち:真鯛、カレイ、ひらめ、イサキなど
3. タウリン豊富な甲殻&軟体の魚たち:エビ、カニ、イカ、タコなど
4. ミネラル、タウリン自慢の貝類たち:ホタテ、トリ貝、ミル貝、つぶ貝、アワビなど(「Diet Plus」より引用)
食べ過ぎ注意。10貫までを目安にして
バランスよくお寿司のネタを選びつつも、気になるのはその量です。
食べ過ぎはNGです。目安としては10貫くらいまで。また、ガリの食べ過ぎもNGです。生姜なので殺菌効果もあるので少量なら賢い食べ方ですが、甘酢に漬けてあるため沢山食べてしまっては塩分・糖分の過多となってしまいます。(原文ママ)
(「Diet Plus」より引用)
うまく食べることができれば、ダイエット中にでも楽しめる「お寿司」。
好きなものを食べることで、我慢しがちなダイエット中のストレスも減り継続するモチベーションにもなります。旬なネタを味わいながら、ダイエットしていきましょう。
生魚に入ったオメガ3、しっかり摂りましょう
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