ソーシャルメディアで注目を集めているメーガン妃ですが、話題となっているのは彼女のヘアスタイルやメイク、服装ではありません。いま多くの人が気にしているのは、彼女の話し方です。
image via shutterstockHBOが制作した、女王エリザベス2世のドキュメンタリー『Queen of the World』に映るメーガン妃の動画が、ネットで広まっています。ハリー王子の妻となった彼女は、ウェディングドレスについて話していますが、その話し方が少しイギリス訛りになっているというのです。
精巧に作られたウェディングガウンを挙式後初めて目にして、「まぁ、素敵。なんてすばらしいの。本当に美しい仕事をしてくれたわ」ともらすメーガン妃。
「この辺に確か......見ました? 中に青い生地が縫い込まれているの」とメーガン妃は話します。「私のサムシングブルーです。初めてのデートで着てたドレスの一部なの」
The Duchess of Sussex shares her secret “something blue” from her wedding day. Witness special moments spent with the Royal family through the course of a historic year.#QueenOfTheWorld. Tuesday 9.15pm @ITV. pic.twitter.com/QWKPGzny9E
— ITV (@ITV) 2018年9月23日
公爵夫人となったメーガン妃がイギリス英語を話している、と噂になったのは今回が初めてではありません。7月に公開された動画でも紹介されています。
ツイッターではいろいろな憶測が飛び交っています。発音指導を受けたのでは? と言う人もいれば、彼女は女優を職業としているんだからと言う人も。ガイ・リッチーと結婚していた頃に、イギリス英語を習得したと揶揄されたマドンナと比べる人もいるようです。
image via shutterstockいずれにしても、そっとしておくのが懸命かも。彼女の発音の変化については、科学的に説明できるかもしれません。
社会心理学雑誌『Journal of Personality and Social Psychology』の研究によると、私たちは意図せずに、常に周りにいる人を模倣しているんだとか。研究者は無意識に真似をしてしまうこの行動を「カメレオン効果」と呼んでいます。ほかの人の言葉の抑揚や体の動きを、自然と真似してしまうんだそう。ほかにも、「真似をされた」人は、真似をした人に対してより好意を持つ、ということもわかっています。つまり、真似することが最も誠実なお世辞にある、と言えるのです。
なので皆さんあまり騒がずに! アメリカ生まれのメーガン妃がイギリス英語を話すようになったとしても、それは24時間365日イギリス人に囲まれていれば自然なことなのです。
話し方は印象を変える
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訳/Seina Ozawa