トッピングでタンパク質をプラス
健康にいい不飽和脂肪酸とともに、10種以上のビタミンやミネラルなど、体に必要な栄養がたっぷりつまったアボカド。私はおもに朝食やランチでとりますが、かならずアボカドだけでなく、タンパク質をプラスするようにしています。
とくに手間をかけなくても、半分に切ったアボカドのくぼみに、炒めたひき肉やサーモンなどの具をトッピングすればOK。タンパク質もとれる栄養バランスのいい一食になり、見た目もにぎやかになります。
アボカドは、あのクリーミーなコクも好み。食事の量を控えめにしても、必要な栄養やエネルギーとともに「おいしいものを食べた」っていう満たされた気分が味わえます。
焼いたりディップを添えておいしく
特に肉の具をトッピングするときは、アボカドもちょっと焼いて温かいひと皿に。肉を炒めるときにスパイスを使うのも私のこだわりです。体を温めるターメリックなどの効能とともに、スパイスの香りでシンプルに塩、こしょうだけでも味わい深くなります。
生のアボカドにおすすめの具材は、そのまま食べられるスモークサーモン。水きりしたギリシャヨーグルトで作るヘルシーなサワークリームを添えると、後味もさっぱりして腸の健康にも役立ちます。
【アボガドプレート1】カレー風味で食べごたえもあり!
スパイシーミートの焼きアボカド
<材料> 2人分
アボカド(縦半分に切り、種を除く) 1個分 牛赤身ひき肉 100g カレーペースト 大さじ1 ターメリックパウダー・クミンシード 各小さじ1/2 万能ねぎ(小口切り) 2本分 うずら卵(生) 2個 ヒマラヤピンク岩塩・粗びき黒こしょう 各適量 オリーブ油 小さじ1<作り方>
(1)フライパンにオリーブ油を中火で熱し、ひき肉を炒める。色が変わったら、塩、こしょうをふり、さらにカレーペースト、ターメリック、クミンを加えて炒める。香りが出たら万能ねぎを加えて混ぜ、火を止める。
(2)アボカドは皮が破れない程度に、中の果肉をスプーンでこそげる。皮は取りおき、果肉は粗く刻む。
(3)(1)に(2)の果肉を加えて混ぜる。
(4)アボカドの皮を器に見立て(3)を均等に詰める。表面に指で、卵を落とすくぼみをつける。
(5)(4)をトレイにのせ、オーブントースター(1200W)で10分ほど焼く。いったん取り出してくぼみに卵を割り落とし、再びトースターで1分ほど焼いて卵に火を通す。
【アボカドプレート2】ヨーグルトのサワークリームでさわやかに。
サーモンのフレッシュアボカド
<材料> 2人分
アボカド(縦半分に切り、種を除く) 1個分 スモークサーモン 4枚(40g) 赤玉ねぎ 約1/8個 好みで、デイル 1枝 アボカドオイル 適量【サワークリーム】
ギリシャヨーグルト 110g りんご酢 小さじ1 レモン汁 小さじ1 ヒマラヤピンク岩塩 小さじ1/3 オリーブ油 大さじ1<作り方>
(1)ボウルにサワークリームの材料を合わせ、全体がなじむまで混ぜる。
(2)赤玉ねぎは4等分のくし形に切り、それぞれ下端の芯を切り離さないよう、縦に薄く切り込みを入れる。塩少々(分量外)をふり、それぞれ広げたサーモンにのせて巻く。
(3)アボカドの種を除いた穴に(2)を盛りつける。(1)をかけ、あればデイルの葉をちぎって散らし、アボカドオイルをふる。
Kelly's ワンポイント
フレッシュアボカドは、サワークリームとともにスプーンで果肉をすくいながら食べて。赤玉ねぎは切り込みを入れるときに、芯の下端をつなげたままにしています。これはなるべく食材の全体を食べて陰陽バランスをとるという、マクロビ流の切り方。ちょっとしたところで、こうしたマクロビで教わった調理法も取り入れています。
Kelly(ケリー)
ブラジル・サンパウロ出身。健康的な美しさを魅力に、モデルとして数々のファッション誌、ファッションショー、広告などで幅広く活躍中。ワークアウト、ヨガ、キックボクシング、ブラジリアン柔術などに造詣が深く、料理好きからローフードマイスター、スーパーフード & スーパーフードスポーツマイスターの資格を取得。ヘルシーなライフスタイルが女性から支持されている。[公式ブログ/インスタグラム]
次回はアボカドにKellyおすすめのスーパーフード、生スピルリナやケールをアレンジした特製スーパースムージーボウルをご紹介します。
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撮影 /島村緑、スタイリスト/平田さゆり、ヘアメイク/藤原郷 、取材・文/ 山崎さちこ(シェルト*ゴ)
衣装協力/
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