他社からも羨まれる「コラーゲン研究のパイオニア」となりえた理由と、そのカギを握る先端研究からうまれた独自成分「ナノレスベラトロールEX」の秘密を解き明かします。
「化粧品業界でコラーゲンの重要性が注目され始めたのは40年ほど前。でも当社では、80年以上前から約50%がコラーゲンでできている写真フィルムの研究をしています。コラーゲン研究という観点では、非常に長い歴史と知見が蓄積されています 」
そう話してくれたのは、「富士フイルム」の広報にして、自身も「アスタリフト」のテクノロジーに魅せられている藤谷知世さん。コラーゲンの原料には豚や魚の骨が使われることが多いけれど、富士フイルムでは独自の精製方法によって、非常に純度が高いコラーゲンを用いているそう。
「お料理にたとえれば“一番だし”のような、一番いいコラーゲンを使っているのがフイルムなんです。その技術は再生医療など最先端の研究でも欠かせないものに。ただし、コラーゲンと一口に言っても人体に存在するものだけで実に28種類。富士フイルムでは、それぞれの働きを独自の画像解析技術で解明する研究が進んでいます。その中でエイジングのカギを握るものとして、当社が注目している コラーゲンが、メッシュコラーゲンなんです」(藤谷さん)
肌のハリのカギを握る 「コラーゲンの網」
メッシュコラーゲンとは、表皮と真皮をつなぐ基底膜に存在している4型コラーゲンのこと。網目状の特殊な形状で、このコラーゲンがしっかりしているほど表皮にふっくらとしている厚みが出るそう。
富士フイルムでは メッシュコラーゲンを含む3次元皮膚モデルの開発に成功し、エイジレスな肌の要をメッシュコラーゲンが握っていることを証明したのだとか。
「表皮と真皮の間をつなぐ基底膜は、かねてから表皮細胞の増殖を促すのではと言われていました。富士フイルムは 独自の画像解析技術を用い、その様子を可視化しました。それだけでなく、そのメッシュコラーゲンを増殖させるカギを解明したんです」(藤谷さん)
ハリ不足やシワにも。スーパー成分「ナノレスベラトロールEX」
そのカギとは、基底膜に存在するECM1というタンパク質。これはメッシュコラーゲンの分解を抑制し、より太く、より密で、より強いコラーゲンの網を育てる要なのだとか。
「そんな重要タンパク質・ECM1の発現を促してくれるのが、富士フイルム独自成分である「ナノレスベラトロールEX」です。 肌の奥まで届ける浸透力を高め 、メッシュコラーゲンを強化し、ハリ感をアップさせてくれることがわかっています」(藤谷さん)
メッシュコラーゲンが丈夫になると、表皮の厚みや真皮のコラーゲン密度がぐんとアップするそう。その結果、ハリ感が増すだけでなく、シワが目立たなくなるという嬉しいおまけまで!
こういった写真でメッシュコラーゲンの変化をしっかり確認できるのも、富士フイルムの撮影や画像解析テクノロジーがあってこそ。医療現場で活用されている最先端技術が応用されたビューティテクノロジーに、今後も目が離せません。
話を伺ったのは、藤谷知世さん
2008年に富士フイルムに入社。富士フイルムの主力事業である写真フィルムの海外営業に従事した後、化粧品事業に異動しアスタリフトのPRに。写真フィルム事業で学んだ技術・ノウハウをアスタリフトのPR活動に活かしている。
[ASTALIFT]
取材・文/高見沢里子
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