野菜いっぱいで満足感たっぷりの新感覚めん
残暑で食欲も落ちやすい時期ですが、食事をしっかりとらないと体力が落ちて、かえって疲れが出やすくなります。さっぱり食べたいときは、生野菜にタンパク源の肉や魚介を具に加えたサラダ感覚のワンプレートを。生野菜は消化を助ける食物酵素がとれる、ローフードの基本。この生野菜をメインのひと皿にするために活用しているのが、最近人気の野菜をらせん状にカットできるスライサーです。
らせん状に切った野菜はめん感覚で食べられ、パスタなどの主食がわりになります。今回はヘルシーなパッタイ風にアレンジ。タンパク源のえびはココナッツオイルやスパイスで炒め、栄養を補いつつ食欲をそそる香りに。めんの野菜は生ではかなりの量ですが、塩でもんで水けを絞ると、かさが減ってラクラク食べられてしまいます。食物繊維もばっちりとれますよ。食欲をそそる風味でたっぷり野菜がとれます。
スパイシーシュリンプのパッタイ風
<材料> 2人分
■めん用
■具材
<作り方>
(1).めん用の野菜は、らせん状にカットできるスライサーで細切りにする。(スライサーがない場合は、ピーラーを使って、スライスしめん状にする。)ボウルに合わせ、塩小さじ2(分量外)をふってもみ、しばらくおく。しんなりしたら、水けを絞る。
(2).フライパンにココナッツオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが出たら、えびを加えて炒める。
(3).えびの色が変わり火が通ったら、ターメリック、クミン、ジンジャー、カイエンペッパーを加えてさっと炒め、塩、こしょうをふる。
(4).ボウルにきゅうり、黄パプリカ、アボカド、パクチー、バルナッツを合わせる。レモンの皮の表面をすりおろし、果汁を絞って加え、全体を混ぜる。
(5).(4)に(3)を入れて混ぜ、香りづけにごま油をふる。
(6).水けを絞った野菜のめんを器に盛り、(5)をかける。仕上げにピンクペッパーをふる。
Kelly's ワンポイント
野菜をらせん状に切るカッターは「くるくる野菜スライサー」などの名称でよく出回っています。なければ、ふつうのピーラーで野菜を薄く、細長くそいでもOK。バルナッツ(baru nuts)は、日本ではまだあまり知られていませんが、タンパク質が抜群に豊富なスーパーフード。手に入らなければ好みのナッツ(未加熱の生がおすすめ)で代用して、歯ざわりを出して。
次回はゆでとうもろこし作るコーンスープ、野菜とはと麦のメキシカン風サラダをご紹介します。
Kelly(ケリー)
ブラジル・サンパウロ出身。健康的な美しさを魅力に、モデルとして数々のファッション誌、ファッションショー、広告などで幅広く活躍中。ワークアウト、ヨガ、キックボクシング、ブラジリアン柔術などに造詣が深く、料理好きからローフードマイスター、スーパーフード & スーパーフードスポーツマイスターの資格を取得。ヘルシーなライフスタイルが女性から支持されている。[公式ブログ/インスタグラム]
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撮影/島村緑、スタイリスト/平田さゆり、ヘアメイク/室橋佑紀、取材・文/山崎さちこ(シェルト*ゴ)
衣装協力/フリルスリーブニット9,900円 ピアス5,900円(税込)ともにバナナ・リパブリック ℡0120-77-1978 https://www.bananarepublic.co.jp デニムエプロン 18,144円 ビオディナミコ×エチケッタ ディ ジェノバ/グレープリパブリック)℡:0238-40-4130 https://grape-republic.com