しかし、そこでネックになるのが「でもどうせ私なんてできっこない」という不安や苦しみの感情です。今回は、こうした心の葛藤を超えて、あなたが本当にあなたらしいあなたが活躍する人生を得るための方法を、ワークと共にお伝えさせていただきますね。
最初から「この程度」って思ってない?
私たちが貧乏な時は、最初から貧乏にしかならない深層心理=潜在意識になっています。これは、何をしても、はじめから貧乏=お金が手に入らないということを無意識に決めてしまっているということです。
どう無意識なのか・・・というと、
最初から自分のことを「この程度」と判断し、「その程度」の会社に勤める
→最初から、一部上場企業へ勤めるなどのことを考えられていない
→最初から、経済力を持った素晴らしい人と結婚できると考えられていない
というような一連の流れです。 もちろんお金がほしい、ということを頭では考えています。けれど、「しょせん駄目だよね」と思っているからこそ、「ある程度」のところしか目指すことができず、心とは裏腹なことが起きてしまうんですね。
ダメなところが当然になっていると、才能も豊かさも得られない
今では一部上場企業や大企業に転職する方も当然になってきたある女性も、皆様、私の講座を受ける前までは、稼げない「この程度」の私が当然でした。ブラック企業で土下座させられるのも、当然。人から見下されて嫌味を言われるのも、当然。無意識にそこに同意し、「まさか、自分が大企業に勤められるわけがないじゃない!」という人生を送っていらっしゃったんですね。
このように、私たちは、今まで周囲から「何を言われてきたか?何を信じ込まされてきたか?」で、自分の価値を、無意識に決めながら生きています。
私の給料はこの程度。これ以上は無理。 私の結婚相手はこの程度。それ以上の素敵な人には好かれるはずがない。無理無理。そんなの高望みだよ。
こんなふうに、貧乏や不幸を嘆きながら、そこに無意識に、そして全面的に同意しているのです。「どうしてあの人はあんなに稼いでいるの?」「どうしてあの人はそんなに好かれているの?」と心のなかで他人をうらやみながら、たかが日常の「ちょっとした選択」にも、こんなに裏心理が隠されているのです。
怖いですよね。こうした「無意識の不幸や貧乏を受け入れるパターン」をやめるためには、まず、「自分がそこに無意識に同意してしまっている」ことや、「自分がどうせ不幸にしかならないよと自分に言い聞かせている」ことに気づくことが大切です。
自分が二人いて、どうせと思う自分と、幸せになりたい自分。両方の自分がいるということを認めながらも、「こんなふうに、実は葛藤しながら、嫉妬してないふりをして生きている人生は嫌だなあ」と思うことで、「自分の思考の主導権」を握ることができるようになります。
「思考の主導権」を握ることができるようになる=自分が主体的になると、こうした「頭のどこかの声」に振り回される機会が減っていきます。
今日から始めよう、新しいあなたの豊かな人生を!
このように、私たちは、自分の心の中で葛藤しているように見えて、実際には、「自分VS他人からの押しつけ」で戦っているのです。
「どうせ」という他人の声。「やりたい、一部上場企業がいい」は自分の声。「でも駄目でしょ、無理でしょ」は他人の声。社会の声。「でも、羨ましいああなりたい」が自分の声。 さらにここで抑えつけてくるのが「他人の声」で、その声に圧倒されながらも、「でも私だって幸せになりたいの!」と泣くのが、自分自身。
悩んでいるように見えて、実際には悩んでいるのではなく、「誰かの声によって、自分の価値を認められなくなっている」のが問題なのです。でも、この声が「他人のもの」なら、もういらないですよね。 だから捨てていいんですね。
私はあなたが言うように貧乏で居続けるのはいやなんです。私はあなたが言うように、才能のない駄目な自分として生きるのはいやなんです。私はあなたが言うように、才能の無い自分だとは思わないんです。私はあなたが言うように、そこまで自分のことを駄目だとは思えないんです。
なぜなら……私は自分が頑張ってきた=無価値ではないことを知っているから。このように、自分の心を整理してあげると、私たちは、ちゃんと葛藤と不幸のパターンを終えることができます。
そして、この上で、あなたのやりたいことや才能を発揮できる職場などを選択してみましょう。すると、以前とガラッと結果が変わっていきます。豊かさとは、自分の才能を認めること。こうしてあなたを認めながら、心の声に屈することなく、あなたらしい人生を生き始めてくださいね!