サイズやデザインが合わなくなって、いわゆる「たんすのこやし」になった服。まだ着られるから、捨てるには忍びない。そんな古着を、開発途上国の子どもたちのために生かそう! それが今回ご紹介する「古着deワクチン」のサービスです。
利用方法は簡単。リクルート『eyeco』のショッピングサイトからの申し込み。古着回収用の段ボール箱(縦50×横50×高さ60cm)付きは1,500円、段ボールなしは1,000円を支払えば、専用の着払い伝票が手元に届きます。
あとは不要になった衣類を段ボールにつめて、指定の宅配業者に集荷をお願いするだけ。自宅まで取りに来てもらえるから、大きな箱を運ぶ手間もありません。
このサービスを一回利用するごとに、NPO法人を通じて開発途上国の子どもたち5人にポリオワクチンが届けられます。また、集められた古着は現地で安価に販売。寄付ではなく販売することで、新しい雇用が生まれ、収益の一部でさらにワクチンを提供することができるのです。
うれしいのは、サービスを利用するごとに、ショッピングサイト『eyeco』で使える1,000円分のクーポンがもらえること。クローゼットがすっきり片付いて、古着が誰かの役に立って、子どもたちをポリオから守ることができ、お買いものクーポンも手に入る。誰もが幸せになる素敵なサービス、衣変えの時期にぜひ利用したいですね。
[古着deワクチン]
photo by Thinkstock/Getty Images
(川口章子)