日本の国民病とも言える花粉症。本来はウキウキ楽しいはずの春なのに、花粉症の人にとって憂うつな季節になるのは、とても残念なことです。
アメリカにも花粉症があり、「シーズナル・アレジー(Seasonal Allergy)」、つまり「季節アレルギー」と呼ばれています。さまざまな草木や花、カビなどが原因で、春や秋など季節の変わり目になる人が多くいます。
花粉症の原因は複雑で、食事や生活習慣、ストレスなど、さまざまな要素が絡んできます。私は、秋の花粉症に悩まされた時期がありましたが、今はすっかりシーズナル・アレジーとは疎遠になりました。
そんな花粉症に、誰でも今すぐ簡単に取り組める対策としておすすめしたいのが「ネティポット」。インドの伝承医学アーユルヴェーダなどで推奨されている方法で、つまり鼻洗浄です。
花粉症だけでなく、風邪や鼻炎対策にも効果的ですし、ヨガや瞑想をするときの呼吸もスムーズになります。
ネティポットのやりかた
・ポットにぬるま湯と小さじ1/4くらいの塩を入れます。
・頭を左に傾けて、右の鼻の穴から塩水を流し入れ、左の鼻の穴から出します。
・今度は逆に、頭を右に傾けて、左の鼻の穴から塩水を流し入れ、右の鼻の穴から出します。
・塩水を通している間は口で息をします。
・鼻をかんで、鼻水や残った水分を出して、おしまいです。
ちょっと抵抗があるかもしれませんが、実際に鼻の中を洗う訳ですから、効果は抜群です。使っているものは塩水だけなので、副作用や体質への不適合もなく、妊娠準備をされている方、妊娠中の方、授乳中のお母さんなどで薬の服用を控えている方にも安心です。
私の住んでいるマンハッタンのような、空気の汚れた都会に住んでいる方にもおすすめ。ぜひ毎日の習慣に!
(太田あや)
コメント
コメントを書く(ID:6314668)
鼻うがい小さいときやったなぁポンプのヤツ。
塩分濃度間違えるとツーンとするから注意っす。
(ID:124750)
>>65
水じゃダメだよ。水は粘膜によくない。ちょっと塩を入れることで、体の塩分濃度と同じにすると、
粘膜に優しくなる。
(ID:124750)
ここで大切なことは鼻水の味にすること。なぜか元記事にはお湯の量が書いてないんだけど
濃すぎると染みて痛いです。薄いとつーンときます。僅かな塩でポカリスエットのような鼻水のような味にすると無痛です。