春が近づくと気になってくるのが紫外線。
肌に負担をかけず毎日のケアができないものかと探していたら、インドの伝統美容法にピッタリなものがありましたよ!
使うものは、ターメリック(ウコン)。えっ!? ターメリックって、カレーに入れたり二日酔いに効く、あの黄色いスパイスですよね?
そうなんです。ターメリックはアーユルヴェーダでも最も神聖な植物の一つといわれており、紫外線の浸透を防いだり、美白や吹き出物緩和など、さまざまな肌トラブルを解消してくれるもの。高い抗酸化作用を持つクルクミンという成分が、シミや肌の老化の原因となる活性酸素を抑えてくれるのです。
インド家庭に伝わるターメリックのスキンケア
【オイリー肌向けターメリック・パック】
- ターメリックパウダー、ヨーグルト、ベサン(ひよこ豆の粉。無ければ小麦粉で代用可)を少量ずつ混ぜあわせたペーストで顔をマッサージ後パックします。
- ターメリックの殺菌作用でニキビを防ぎ、ヨーグルトは肌の改善を助けます。
【敏感肌向けターメリック・パック】
- ホホバオイルにターメリックパウダーを混ぜて顔につけます。しばらく経ったら水で洗い流します。
- ターメリックパウダーは水に馴染みにくいのでオイルで延ばすとよいです。
スキンケアには食用ターメリックよりもアンバハルディという肌用ターメリックのほうが効果があるのだそう。ただ、ターメリックで肌が黄色く染まってしまうのが、色白な日本人にはちょっと気になるところです。
肌を染めずにかつ手軽にターメリックの効果を試したいなら、「VICCO」のようにターメリック配合のスキンクリームも市販されているので、そちらを利用するのもおすすめです。
[ Indian Make up & Beauty Blog ]
photo by Thinkstock/Getty Images
(さとう葉)