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歯医者で気持ちを落ち着けるための6つの方法

2018/04/17 20:30 投稿

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歯医者がとてもこわい。それはよくあること。毎度のことです。統計によれば、40〜75%の人々が、歯医者の予約を延期したりキャンセルしたり、ときには永遠に通うのをやめたりするほどの恐怖と不安を感じています。

もう安定剤は必要ありません

歯医者に行くと考えるだけで不安でたまらなくなってしまう人に、ここで救いの手をさしのべましょう! 以下に挙げた、自然に気持ちを落ち着かせる方法で神経をしずめれば、もう予約をすっぽかすこともなく、余裕で「アーッ」と口を開けられるようになりますよ。

待合室ではただ待たない。何かをすること

歯医者の予約時間に何分か早く着いてしまったとき、ただ座って不安が増していくのをじっと待つのをやめて、気持ちをまぎらわせるようにします。「気をまぎらわすことは、非常に有益」と言うのは、ワシントン大学歯学部口腔健康科学小児歯科の教授ピーター・ミルグロム医師。「不安が増すのにまかせるのではなく、何か別のことを考えるようにしましょう」

実際にやってみるには:
待っている間、お気に入りのポッドキャストを聴く。日記を書く。ぬり絵に色を塗る

こわいという気持ちを歯医者さんに伝える

先手を打つのもひとつの方法です。自分に恐怖心があることを認めて、歯医者さんにどうしてほしいかを伝えておけば、歯医者さんもペースを落として合間に休みを入れながら治療をすることができます。「次に何が行われるのかわかっていれば、苦痛も減りますよ」とミルグロム医師は指摘しています。

実際にやってみるには:
歯医者さんが中断できるように、治療をストップしてほしいときのサインをあらかじめ決めておく。親指を下げるなど、言葉を使わないジェスチャーがよいです。そうすることで、自分が場をコントロールしているという感覚が高まり、不安が減るという研究結果もあります。

音楽を次々に聴く

音楽には、実際に心拍数や血圧を下げ、ストレスホルモンのコルチゾールのレベルを低くし、脳の活動すらも抑制する力があるので、不安になっている患者を落ちつかせることができますが、すべての音が同じように作用するわけではありません。『PLOS ONE』に掲載された研究では、アレグリの「ミゼレーレ」のようなクラシック音楽は、自然の音を聴くよりも早くストレスが減るという結果が出ています。アンビエント・ミュージックも効果が期待できます。

イギリスの神経科学者デイヴィッド・ルイス=ホジソン医師の研究によると、サウンドセラピーの研究団体、British Academy of Sound Therapyの協力を得て作曲された8分間の音楽、マルコーニ・ユニオンの「Weightless」が不安を65%削減することがわかりました(適切な音楽は、犬の不安もやわらげることができます)。

実際にやってみるには:
心の休まる音楽のプレイリストとイヤホンを用意しておく。

おまけ:
音楽はドリルの音もかき消してくれます!

心を導くようなイメージ、視覚化やメディテーションを利用する

ざわざわする心をしずめる方法はすでにたくさん確立されています。目をとじて、リラックスできることを思い描く(視覚化)、心を穏やかな方向に導くシナリオやテープを活用する(心を導くイメージ)、現在の瞬間に意識が集中できるように訓練する(メディテーション)など、これらはすべて状況に対処する力を高めるやり方です。歯医者の椅子に座って初めて試すのではなく、予約の前、治療の間、治療の後と、うまく効果的にできる方法をふだんから見つけておくとよいでしょう。

実際にやってみるには:
始めてみるのにちょうどよいリラクゼーションやマインドフルネスの無料アプリはたくさんあります。Calm、Meditation Made Simple 、Headspaceなどを試してもよいし、スマホが電池切れになった場合に備えて、リラックスできるイメージや心の短縮ダイヤルのような方法を準備しておくのも手です。

ただ呼吸をする

4つ数えながら息を吸い、7秒間止めて、8つ数えながら息を吐き出す。これは、テキサス在住の口腔外科医ロバート・G・マクニールが患者全員に教えている呼吸方法です。体をリラックスさせる方法としては、呼吸のコントロールがほぼ間違いなくもっとも早くて簡単で、副交感神経の反応を活性化し、心拍数を落ち着かせて血圧を下げます。

実際にやってみるには:
呼吸はどこでもできるし、道具もいりません。ただ鼻から息を吸って、深く吐き出すだけです!

好みのアロマテラピーを取り入れる

マクニール医師のもとを訪れた患者は、まずリラクゼーションルームに通されます。そこは、元気を出すとともにリラックス効果もあるオレンジのエッセンシャルオイルのアロマが満ちた、癒しのスペースになっています。柑橘系の香りには、歯科の治療中の患者の不安を抑える効果があると証明されています。

ラベンダーも心を落ちつかせるのによいでしょう。また、ほかの研究では、受付エリアでラベンダーの香りをかぐと、歯科の患者の不安が減るという結果が出ています。

実際にやってみるには:
オレンジかラベンダーのエッセンシャルオイルを数滴ふくませたコットンを持ち歩くか、手首につけて、必要に応じて香りを吸い込みましょう。

Allison Young/6 Natural Ways To Calm The Eff Down Before Your Next Dentist Visit

訳/Maya A. Kishida

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