フラボノイドが豊富で血圧を下げる効果も
べつに勧められなくても、チョコレートは食べてます？ でも実は、ヘルシーな食事の立派な一員なんです。
ただしよいのは、「ダーク」チョコレート。有名な医学誌『BMJ』で報告された研究によると、ダークチョコレートはフラボノイドが豊富で血圧を下げる効果があるそう。「1日にチョコレートチップ10個ほどでも、心臓にとって良い影響があります」と、UCLAデビッド・ゲフィン医科大学院の内科学准教授、アドリエンヌ・ユーディムさん。
唯一の難点は、つい食べ過ぎてしまうこと。カロリーオーバーを防ぐには、1日30グラムまでに。甘くないカカオ粉末をオートミールに加えるという手もあります。
チョコレートの調理法
調理は不要！「ダーク」タイプを選ぶだけ。なるべく健康を保つ効果を高めたいなら、カカオが少なくとも70％入っているチョコレートを。ギラデリ（GHIRARDELLI）の「チョコレート・インテンス・ダーク・スクエア」なら、カカオ86％。
＜ダークチョコレートおすすめメニュー＞
ダークソルトチョコレート海塩＆ヘーゼルナッツ
ただのチョコレートでは物足りないときは、サッと作れるこのお菓子。プレゼントにするのもおすすめ。
＜材料＞6人分
ヘーゼルナッツ 1/2カップ 良質なダークチョコレート（カカオ70％以上） 約230g（板チョコおよそ4枚分） トーステッドココナッツ 大さじ2 ゴマ 大さじ2 レーズン 大さじ2 カカオニブ（カカオ豆のフレーク） 大さじ2 良質な海塩 小さじ1/2＜作り方＞
オーブンを180度に温めます。ヘーゼルナッツをベーキングトレイに並べ、香ばしく茶色になって、皮がはがれ始めるまで、10～15分焼きます。オーブンから取り出して冷まします。触れるくらいになったら、手のひらかペーパータオルで挟んで転がし、すっかり皮を除去。これをフードプロセッサーで荒く砕いて（短く何回かON/OFFする）、取っておきます。 オーブン用シートを天板に。チョコレート170gを中火で湯せんにかけて溶かし、それから火を止め、残りのチョコレート60gを加えてかき混ぜ、完全に溶かします。オーブン用シートの上に溶かしたチョコレートを6mmほどの厚さになるまで注ぎます。 表面に均一にトッピング（ヘーゼルナッツや海塩などの残りの材料）を散らします。冷蔵庫に入れて、チョコレートが固まるまで、少なくとも30分冷やします。ダークチョコレート、ココナッツ、アーモンドのスムージーボウル
朝食にチョコレート？ こんなメニューなら是非！ おいしくて抗酸化成分たっぷりの一品で1日を始めます。
＜材料＞2人分
スムージー
冷凍したバナナ 1本半（またはアボカド1個） 刻んだケール（茎は取り除く） 3/4カップ 甘くないアーモンドミルク 3/4カップ アーモンド 1/4カップ 甘くないダークチョコレートの粉末 大さじ3 シナモン 小さじ1/4 ピー（えんどう豆）プロテイン粉末 付属スプーン1杯（お好みで） スピルリナ粉末（お好みで）トッピング
ホールアーモンド アーモンドスライス 生のミント葉 刻んだココナッツ バナナの薄切り アーモンドバター＜作り方＞
スムージーの材料をすべてブレンダーに入れて、なめらかになるまでブレンドします。すぐに2つのボウルに分けたら、お好きなトッピングをのせて。
アイスミルクのチョコレートサンデー
とってもアイスクリームが食べたいけど、ちょっと軽めにしたいときは、乳脂肪の少ない「アイスミルク」がピッタリ。
＜材料＞
アイスミルク グラニュー糖 3/4カップ 甘くないカカオ粉末 1/3カップ 乳脂肪1％の冷たいミルク 2カップ バニラエッセンス 小さじ1/2＜作り方＞アイスミルクを作る
大きなボウルで砂糖とカカオ粉末を混ぜ合わせます。ミルクとバニラエッセンスを少しずつ混ぜ入れ、ダマが残らないようによく溶かします。 20cm×20cmの焼き型に注ぎ、およそ1時間半（ほぼ凍るまで）冷凍します。 表面に切り目を入れて、大きな塊に割ります。フードプロセッサーかブレンダーを使って、なめらかなゆるいクリーム状にします。 ふた付きの容器に注ぎ、2～3時間、完全に固まるまで冷凍します。ソース
グラニュー糖 2/3カップ 甘くないカカオ粉末 1/3カップ 深煎りのコーヒーまたはエスプレッソ 3/4カップ バニラエッセンス 小さじ1＜作り方＞ソースを作る
小さなソース鍋で砂糖とカカオ粉末を混ぜ合わせ、コーヒーを混ぜ入れます。 中火にかけて、かき混ぜながら沸騰させます。弱火にして、8分間、少し煮詰めます。 少し冷ましてから、バニラエッセンスを混ぜ入れます。アイスミルクを盛った上にかけます。The Editors of Prevention/30 Days Of Superfoods: Dark Chocolate For Heart Health
