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食器も素材にこだわりたい! 江戸時代から伝わる幻の青い石

2013/03/04 23:02 投稿

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(葛飾北斎/諸国名橋奇覧ゑちぜんふくゐの橋)

電子レンジよりも火を使って料理した方が美味しく感じるのと同じで、食器も土や石などの自然素材で作られた器の方が、料理の味わいが深くなるように思います。

食事をおいしくいただくことは、ストレス軽減や満腹感にもつながるので、積極的に自然の素材で出来た器を取り入れている私。何か新しい出会いがないか探していたところ「幻の青い石」を使っているという、素晴らしい食器に出会いました!


「幻の青い石」でできた食器の正体

その「幻の青い石」とは、福井でのみ採掘されていた「笏谷石(しやくだにいし)」のこと。「幻の」・「されていた」というのは、笏谷石は、現在は新しく採れることはなく、県内の古民家で眠っていた笏谷石を収集して再生しているから。

器になった笏谷石。手に取ってまず、その軽さにビックリ!どっしり見える湯飲みや平皿がフワっと持ち上がるのです!そしてさらなる驚きが。乾いている時の石の表面はうぐいす色やグレーにも似たブルーなのですが、水分を含むと美しいディープブルーに変化するのです。この吸水性のおかげか、笏谷石の食器は保温性や保冷性にも優れ、笏谷石の器に入れると温度が2度低くなるのだそう。

こんなにもミステリアスで実用性が高い笏谷石。古墳時代から利用され、葛飾北斎の作品にも登場する「ふくいの橋」(柴田勝家が築いた半木半石の九十九橋)や福井城など、名所の基礎にも多く使用されていたことから、石質の高さがうかがえます。

たかが食器、されど食器。健康に気を使った食事には、上質な石の器がピッタリ合いそうです。器にこだわるのも食の楽しみのひとつになりました。

蘇生笏谷石 福井の輝き,オンラインショップはこちら>>

(Ricky)

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