ほうれん草は、免疫系に働きかけるビタミン野菜
食事をもっとヘルシーにするために『Prevention』が送る30日間の特集です。「スーパーフード」とは、免疫力を高め、強い身体をつくるだけでなく、病気まで退治してくれる、数えきれないほどの役に立つ食べ物。更年期にも効果的。今回は、食事に「ほうれん草」を取り入れる手軽でおいしいアイデアをご紹介します。
ポパイのように筋肉モリモリになるわけではありませんが、風邪やインフルエンザにかかりにくくしてくれる「ほうれん草」。リボフラビンや葉酸などのビタミンB群がいっぱい。免疫系にウイルスの侵入を警告するアラームのような役目を果たしている栄養素です。
オーストラリアの研究によると、バクテリアと酵母菌がビタミンBを使い、そのときにできる物質が、ウイルスが入ってきたぞと細胞に教えて、やっつけようとさせるのだそう。付け合わせはフライドポテトの代わりにほうれん草サラダにしたくなる理由にもなりそう。
ほうれん草の調理法は?
どんな調理法もOK。洗って乾かしたら、生のままサラダで。オリーブオイルでソテー。ピューレにしてペーストソース風に。あるいはシンプルに茹でるか蒸すだけでも。スムージーに加えても、とてもマイルドな風味づけに、入っていると気づかないくらい。
ほうれん草を使ったおすすめメニュー3つ
ほうれん草、ビーツ、キヌアのパワーサラダ
野菜、全粒穀物、クルミ。スーパーフード満載の一品。でも、実はメープル・マスタード・ビネグレットソースが決め手かも。ほうれん草とビーツの微妙な甘みを引き立ててくれます。
料理サイト「イーティング・バード・フード(Eating Bird Food)」より。
ほうれん草とアーティチョークの地中海風フムス温ディップ
レストランの定番ディップを軽めにアレンジ。チーズとマヨネーズたっぷりの代わりにフムスとギリシャヨーグルトを使います。全粒小麦のピタと生野菜と一緒に。サンドイッチのスプレッドにも。
料理サイト「コッター・クランチ(Cotter Crunch)」より。
パンプキンパイ・グリーンスムージー
甘くてスパイシーなドリンクを緑色にしているのは? そうです、ベビースピナッチ(ほうれん草の幼葉/ベビーほうれん草)。材料はたった6つ。カボチャのピューレ、凍らせた完熟のバナナ、アーモンドミルク、ココナッツミルク、パンプキンパイスパイス(シナモン、ショウガ、ナツメグ、グローブを混合したスパイス)、そしてホウレンソウ。ですから、あわただしい朝でも大丈夫。コーヒーショップでマフィンを買うよりいいかも?
料理サイト「ミニマリスト・ベイカー(Minimalist Baker)」より。
Marygrace Taylor/30 Days Of Superfoods: Spinach To Ward Off Infection
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