1.ストレスを知ること
プレッシャーを感じたときに、ついついやってしまう無駄なクセをリストに。
例えば、ぐずぐず先延ばしにしてしまったり、冷蔵庫をあさったり。次にそうなったら、リストをみると、すぐにまた悪いクセだとわかるはず。こんなとき、「時間がないのにやることが多すぎて出てくるストレス」などと名前までつけてみます。このストレスのおかげで、脳のスイッチが切り替わらないのです。
脳の活動が扁桃体のような無意識の感情の中枢から、前頭皮質のような、より意識して深く考えられる領域に移っていかない。このことを認識できるようになると、ストレスをもっとコントロールできると感じるようになるはずです。
2.むしろストレスを歓迎すること
ある研究によれば、ストレスを避けようとするとなおさら不安や心配が強くなるそう。代わりに、ストレスが強くなると、心配もつのるという事実を想定内に。どんな問題が起こってくるのか考えておくんです。
「ストレスが漠然としたものではなくて、もっと何か意味があるんだと理解できれば、ストレスを受け入れやすくなります」とクラムさん。前向きな感情を保つうえで役立つとも。例えば、スピーチの前に緊張でストレスになるという人も、むしろ良い意味の高ぶりととらえなおしたりできるように。自信があふれ、良い発表ができるようになる可能性も出てきます。
3.ストレスをうまく利用する
ストレスに対して気持ちが反応するとき、自分のしたいことのためには邪魔?
例えば、パーティーに招待されなくてしょんぼりする気持ちになっているとする。それは暗に社会的なつながりが自分に大切だということ。招いてくれなかった友達を避けず、自分のそばにいる人にむしろ近づき、一緒に食事するなどが賢明。
「なぜストレスになっている? そこを理解してエネルギーをうまい方向にもっていくといい挑戦をできるようになりますよ」とクラムさん。
Ginny Graves/ 3 Ways to Make Stress a Good Thing
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