そのマフィンとは「BROWN SUGAR 1ST. (ブラウンシュガーファースト)」が立ち上げた、フードロス削減を目的としたプロジェクト「#食べ物を棄てない日本計画」の一環として食品のリメイクでうまれ、ナチュラルハウス青山店にて2017年12月14日(木)より販売開始されたもの。
BROWN SUGAR 1ST. とは「わが子に食べさせたいかどうか? 」を基準に食材を厳選し、輸入・卸販売をするオーガニック食品メーカーです。大切な自然を守りながら豊かな食の未来をつくることをポリシーとしているこの会社と、日本のナチュラル&オーガニックの先駆け的なショップであるナチュラルハウスの、「フードロスという問題に真摯に向き合いたい」という思いが合致し、今回の商品導入になったとか。
オーガニック食品業界パイオニア同士による新たな取り組みとして販売されることになったマフィン。そのリメイク方法とは、まずナチュラルハウスで廃棄直前となったお野菜・フルーツをBROWN SUGAR 1ST. が無償で引き取ります。そして「賞味期限が製造から3分1を切ったものは納品することが出来ない」という、日本の食品業界にある「1/3ルール」により、流通に乗らないココナッツオイルを使ったカップケーキ(マフィン)に加工し、翌日、ナチュラルハウスで販売するというもの。
おいしさ3種類、プラスαこうして新たな商品としてリメイクされたマフィンには、次の3つの味があります。
CARROT -キャロット- 480円(税別)
にんじんの自然な甘みとほんのり香るシナモンが上品なオリジナルキャロットケーキ
KANJUKU Banana -カンジュクバナナ- 480円(税別)
バナナのコク深い甘味がやさしく食べ応えもバッチリなスウィートマフィン
Cake salé -ケーク・サレ- 480円(税別)
小松菜・にんじんを使ったお野菜のほんのりしょっぱいおかずマフィン
そしてこの3種類以外にも、BROWN SUGAR 1ST. TOKYO ORGANIC店頭で人気のクリーム付きカップケーキも販売予定です。
「フードロス・チャレンジ・プロジェクト」によると、世界でつくられている食べ物のうち、約3分の1が捨てられているとか。また日本でも、まだ食べられるはずのものが642万トンも捨てられており、これは1年間に獲れる魚の量(374万トン)を大きく上回るそう。
そこでこのマフィンのようなリメイク食品を食べ、「おいしい」「たのしい」というポジティブな気持ちでアクションをおこせる機会がさらに増えれば、もっと自然にフードロス問題解決の輪も広がりそうです。
所在地:東京都港区北青山3-6-18
電話:03-3498-2277
営業時間:10:00-22:00