チーズフォンデュが大好きなスイスの人たち。時には目先のかわったものも楽しみます。例えば、フレッシュなトマトを加えたチーズフォンデュ。やはりトマトのおかげか、すっきりとした味わいです。具のバリエーションも、いろいろとイマジネーションの翼が広がります。 すっきりおいしいトマトのチーズフォンデュレシピ

スイス人は、前菜もサラダもなく、ひたすらフォンデュを楽しみます。その場合、ひとりあたりのチーズ分量の目安は200g。サイドディッシュをいろいろと揃えるなら、ひとりあたり100gくらいでも。

<材料>(2〜4名分)

・グリュイエール、エメンタール、コンテなどのチーズ あわせて400g
・コーンスターチ 小さじ2
・トマト 大なら1個、小なら2個 ざく切り
・白ワイン 120㏄
・にんにく ひと片 みじん切り
・バター 少量

<作り方>

1.チーズをおろして、コーンスターチをまぶしておく。
2.普通の鍋を火にかけ、バターでニンニクを香りがでるまで炒める。
3.2にざく切りのトマトを加えて軽く炒めてから、白ワインをいれて沸騰させる。

4.3におろしたチーズを3回くらいにわけて入れる。毎回チーズが完全に溶けて水分としっかりとなじむまで、よく混ぜる。
5.4をフォンデュ鍋に移し、卓上コンロにかける。弱火で保温しながら、シリコンのへらや木べらなどで、チーズが焦げないようにときどき鍋底からかき混ぜる。鍋の側面にこびりついたチーズもよくかき落とす。

今回の具は、

グリッシーニに生ハムを巻いたもの
チコリ、マッシュルーム、カリフラワー、ズッキーニ

じゃがいものオーブン焼き(オリーブオイル少量をまぶし、タイムと一緒にオーブンで焼く)
オリーブ
アンチョビ
パン(今回はオリーブ入りのパン)

チコリやグリッシーニは、直接チーズをたっぷりとすくって。生のカリフラワーやマッシュルームは歯ごたえもよく、少しナッツのような風味。じゃがいもとアンチョビを一緒にフォンデュフォークにさしてチーズをたっぷりとからめたものは、うま味倍増で辛口の白ワインにぴったりです。

これからの季節、スパークリングワインを片手にパーティーのおつまみにも。想像の翼をひろげて、いろいろな具材と一緒にお楽しみください。

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