今が旬の野菜「菜の花」。以前は2月~3月だけに出回るものでしたが、最近は出荷時期がどんどん早まり、12月頃から店頭に並び始めているところもあるようです。でも、3月のお雛祭りの頃が出荷の最盛期なので、値段も下がって買いやすくなってきます!
カゼ予防&美肌効果に注目!
ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスで、カゼ予防の効果が期待できると共に肌を美しくする効果も。他にも、β-カロテン、ビタミンB2、ビタミンE、鉄、カルシウムなど、ビタミン、ミネラルをまんべんなく含む栄養価の高い緑黄色野菜です。
独特の苦みを味わう一番シンプルで美味しい食べ方は、「おひたし」や「辛し和え」など。調理方法が簡単な分、茹で加減が勝負ですよね。ほうれん草などに多いシュウ酸は少ないので、軽くゆがく程度で十分らしいのですが、いざ自分でやってみると、ちょうどいい加減に茹でるのは難しいもの。
そこで、「菜の花」の基本の茹で方をちょっとおさらい!
<菜の花をおいしくいただく正しい茹で方>
・かたい根元を部分は切り落とします。
・茎のほうから沸騰した湯に入れ、少し遅れてつぼみのほうを入れます。
・茹であがったら、すぐに冷水にとって色止めを。鮮やかな緑色に仕上がります。
・豊富に含まれるビタミンCは水溶性なので、
茹ですぎたり、水にさらしすぎないように
・アクが強いので、炒め物に使う時も下茹でをすること
いくつかのレシピをチェックしてみると、茹で時間の表記は30秒~1分半までまちまち。茎の太さや好みにもよるので、何度か試してみて、自分好みの茹で時間を習得するのがよさそうです。
油断するとつぼみの部分が崩れて食感が悪くなってしまうので、冷水もあらかじめ用意しておいて、とにかく手早く調理することが肝心です。野菜としては足が早いほうで花が開いてきてしまうので、買ってきてすぐに食べない時は加熱してから冷蔵か冷凍をするのがおすすめ。
油との相性もよく、つい最近、お気に入りのレストランで頼んだ「菜の花のペペロンチーノ」は絶品でした! 絶妙な茹で方をマスターして、いろいろなレシピにチャレンジしてみたいと思います。
photo by Thinkstock/Getty Images
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