コーヒーを入れる度に出る抽出かす。消臭効果があることから灰皿に敷いたりして使われることがあるものの、ほとんどは廃棄されます。そんな抽出かすから開発された新素材で作られたプロダクトがありました。
人にも自然にもやさしいコーヒーカップ
大量に廃棄されるコーヒーの抽出かすに着目したのは、ドイツ人デザイナーのジュリアン・レヒナーさん。
デザイナーのジュリアン・レヒナーさん「コーヒーを飲むたびに、コーヒーもリサイクルできる事を考えてもらえるきっかけになって欲しい」と、抽出かすを原料にした新素材を開発。試行錯誤の末、できあがった「KAFFEE FORM(カフェフォルム)」で作られたのがこのコーヒーカップです。
天然由来の原料からできており、人体への悪影響が報告されているプラスチックなどに含まれるBPAも含まれていないので人体にも優しい。気になる強度も、食洗機でも使用できるレベルで、ドイツ国内では業務用としても使用されているそうです。
また、商品の生産においては、障がいを持った人たちが梱包・発送作業等を担当。原料になるコーヒー抽出かすは、ベルリンのカフェから回収。回収したカフェに出来上がったカップを配り、そのカップでコーヒーを提供するという取り組みも行っているのだとか。
カフェフォルム カプチーノカップ&ソーサー / 3,672円(税込) カフェフォルム エスプレッソカップ&ソーサー / 3,024円(税込)ほのかにコーヒーの香りが漂うこのカップで飲むコーヒーはどんな味に感じるのか、とても気になります。
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