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別府で出会った春の味。苺をクッキーで挟んだ「大分いっち」【甲斐みのりの「おやつの時間」】

2017/03/24 21:00 投稿

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6日間ほど、大分県別府市で過ごしている間、おやつに食べた「大分いっち」。大分市の苺農家「eau de farm(若杉いちご農園)」が10日間かけて作った、無着色・無香料の苺グラッセを、なめらかなホワイトチョコレートのクリームと合わせ、国産小麦と卵で焼き上げた歯触りのいいクッキーで挟んでいます

これまで何度も、レーズンウイッチを口にする機会はあったけれど、苺ウイッチは初めて。ふくよかな甘さの中に、ほんのりとした酸味が含まれ、紅茶と好相性。ジャムを舐めながら飲むロシアンティーのような味わいを楽しめます。

「大分いっち」通常・5個入りの箱。

みずみずしく鮮やかな大分いっちの箱の絵を描いたのは、イラストレーター・網中いづるさん。網中いづるさんは今、別府にもアトリエを持ち、東京と大分を行き来する生活を送っています。

私が今回別府を訪れたのは、網中いづるさん、代々木上原にある洋服のセレクトショップ「THE M.B」代表の坂内麻里子さん、大分で作陶をおこなう陶芸家の坂本和歌子さん、それから私の4人で企画展をおこなうため。3月18日~4月4日まで、生活道具と雑貨の店「spica」にて、架空の街の架空のホテル「spring hotel」がオープンしています。

「大分いっち」こちらはspica限定、2個入りの箱。

大分いっちは、春の名を持つホテルの、お土産売り場に並ぶお菓子の一つとして選んだもの。絵や器や洋服や雑貨や......軽やかに弾むような気持ちで迎える春にふさわしいものに囲まれた会場で、おやつの時間に頬張りました

おやつを食べたあとは、spicaからすぐの公衆浴場「紙屋温泉」で、ひと風呂。多くの別府の公衆浴場と同じように、入湯料100円でぽかぽか体が温まります。

春本番ももうすぐそこに。大分いっち、お花見のおやつにも、持って出かけたいなあ

企画展のために網中いづるさんがデザインした、
Othello Specialty Roasterさんのコーヒー豆も、hotel springのお土産物売り場に。
Othello Specialty Roasterさんのコーヒー豆を入れるのに
ぴったりな、猫の保存缶。こちらも網中いづるさんの絵。

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