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オーストリアのファッションとアートの新しい息吹を感じる3日間

2017/03/21 22:30 投稿

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オーストリアと聞くと、ウィーンやザルツブルグなど、クラッシックなアートや文化が花開き、その時代の名残を感じることができる宮殿やオペラハウスなどが残るイメージが浮かびませんか? それは日本のイメージが一部ではサムライやニンジャがいまだに強いことに似ているかもしれません。

今の日本で芽吹いている新しいアートやファッションのように、伝統を大切にする国・オーストリアの新しい風を感じられる展示が3月22日より3日間、神宮前にて開催されます。

オーストリア発、最新ファッション&アート

Amazon Fashion Week TOKYO」の期間中、神宮前のA-GALLERYにて開催される「PREFACE: Image Politics in Fashion and Arts」は、オーストリア発の6つのファッションブランドの最新コレクションと現代アート作品をご紹介する展示会です。

第3回目となる今シーズンは、「イメージは現実の観念にどのような影響があるか、現実はイメージとなってしまうか」をテーマに、ファッションやアートにおけるイメージ戦略を現す芸術作品を紹介。

今回の展示会のキュレーションも担当する、ヴィヴィアン・さくら・ブランドルさんはウィーンのセレクトショップ「SIGHT STORE」のオーナー。彼女が展開しているブランド「SIGHTLINE」は、可能な限りオーガニックのコットンを使うなど、サステナブルであることを意識してデザインされています。それは、現代のファッションが生産における雇用問題や、環境への配慮などへの対応策として選択していることの1つが、生産過剰になった布を使うこと。

「新しく注文した生地ではなく、行き場を失ってしまっている製品を使うことを選択しています。そこにシルクスクリーンプリントを施したり、手仕事で細工を加えることでオリジナリティを出しています。」(ヴィヴィアンさん)

会期中にはヴィヴィアンさんも来場しているので、クリエイティブについてのお話も伺えますよ。

熟練した職人が生み出す注目のバッグも

photos:(C)Monika Holzner

こちらは、日本でも伊勢丹新宿店などでの取り扱いがあるバッグブランド「SAGAN VIENNA」。タニア・ブラダリックさんと大前太郎さんがウィーン応用美術大学卒業後、パリのクロエとバレンシアガのメゾンで勤務したのち、2012年に設立されました。

2人の異なる文化的な背景と、ヨーロッパの熟練した職人の手によって生み出された繊細なレザーバッグは、ワールドワイドなファッションメディアからも注目されています。

いずれのブランドも、今回の会場内では一足早い2017年の秋冬シーズンのアイテムに触れられます。トレンドを先取りするファッションウィークの気分を楽しめそうですね。

PREFACE: Image Politics in Fashion and Arts

会期:2017年3月22日(水)~24日(金)
開場時間:10:00 〜18:00
場所:A-GALLERY 東京都渋谷区神宮前5-18-8

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