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洋服の捨てどき・寿命はいつ? 衣替え時の見直しポイント3つ #おしゃれのおさらい

2017/03/15 22:30 投稿

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こんにちは、スタイリストの植村美智子です。

「洋服を捨てるタイミングがわからない」と相談を受けることがよくあります。愛着のない服なら躊躇なく処分できるかもしれませんが、もうそろそろかな......? と思いながらも捨てられないのは、お気に入りのものや、便利に活躍してくれた思い入れあるアイテムたち。これがなくなったらと思うと、なかなか手放せないもの。

でも、どのアイテムにも寿命はやってくるのです。ファッション環境を整えるためにも、アイテムの入れ替えは必須。ずーっと着続けて愛着が出てしまっているそのシーズンの終わりより、新しい気持ちになっているシーズンの始まりのほうが、アイテムの整理はしやすいはず。衣替えのこのタイミングでワードローブをちゃんと見直してみましょう。

1.状態的に寿命となるパターン

どんなに素敵なアイテムも、生地が傷んでいたり、汚れがひどくなっていたりしたら、おしゃれとしてマイナスでしかありません。捨てどきを見極めるヒントを書き出してみます。

トップスの捨てどき

・ ニットやカットソーの細かい毛玉、毛羽立ち
・ ニット、カットソーの縮み、ヨレ
・ カットソーの色あせ
・ シワが取れなくなった化繊のブラウス
・ 襟裏、袖口の汚れが取れなくなったシャツ

ボトムスの捨てどき

・ 膝が出たままのパンツ
・ お尻の部分が伸びてしまったままのパンツ
・ シワが取れなくなったタイトスカート

小物類の捨てどき

・ かかとが薄くなっているソックス
・ 汚れすぎた白いスニーカー
・ 傷だらけのヒールのパンプス
・ シワやめくれがあり、合成皮革とわかりやすくなってしまったバッグやシューズ

2.流行が過ぎ去り寿命となるパターン

どれだけ気に入っているアイテムでも、今の流れに沿っていないものを取り入れるのは、おしゃれをする上で、大きなリスクとなります。シルエットや着丈、ネックラインのデザインなど微妙な変化でも、ズレが発生してしまうこともあります。基本的にワードローブは、3年に一度は必ず見直すべき

「もう古いのかもしれない」と不安になっても、自分では判断できない。というのであれば、いくつかのお店に行って、似たようなものを探してみましょう。同じようなものが置いていなければ、今の流れに沿っていないものかもしれません。処分するか、ちょっと考えた方が良さそうです。

3.似合わなくなり寿命となるパターン

年齢や体型の変化で、残念ながら似合わなくなってしまうこともあります。それを着た鏡に映る自分に違和感があるなら、そのアイテムは、おしゃれを楽しむということを阻止しようとする寿命を迎えたアイテム。手放しどきかもしれません。まだ着られるのに、ともったいなく思うなら処分するのではなく、リサイクルに出す、フリーマーケットで出店する、オークションに出すことを視野に入れると手放しやすいはず。そのほか、知人に譲るという手もありますが、その場合、その人にちゃんと似合うものかどうかを考えてから譲ることをお忘れなく。

さあ、すっきりとしたクローゼットで春を迎えましょう!

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イラスト/米山夏子

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