春の訪れもすぐそこ。梅の花が咲いているのを見かけると、なんだかうれしくなってきます。一方ではデトックスのシーズンともいわれ、冬の間にため込んだ毒素を排出するのに最適な時期。このとき、ぜひ意識しておきたいのが、お通じなんです。
デトックスというと汗をかくイメージが強いかもしれませんが、有害な物質を身体の外に捨てるのに、大きく関わっているのが肝臓と腸。毒素は油に溶ける性質を持つものが多く安定しているため、第1フェーズ、第2フェーズとステップを踏んで解毒を行っていきます。
第1フェーズでは毒素を水溶性の物質にし、第2フェーズでは分子とくっつけて無毒化させていきます。これが胆汁にのって腸に運ばれ、便と一緒に外に出されていきます。
ここでお通じがよくなかったり、腸にトラブルを抱えていた場合、毒素が再吸収されてしまうことに......。とくに悪玉菌は、せっかく無毒化するためにくっつけた分子を外してしまったりすると考えられているので、再び毒素が活性化してしまい、腸から吸収されてしまうことに。また肝臓で無毒化を行わなければならなくなります。
野菜や海藻類、発酵食品など腸を元気にする食材を解毒にはたくさんの栄養が使われるうえ、肝臓にも負担がかかりがち。そのため、しっかり出せる身体を目指したいなら、お通じをスッキリさせておくのが先決といえるでしょう。野菜や海藻類、発酵食品など、腸を元気にする食材をしっかりとって、春から"出せる身体"にしましょう!
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