お歳暮でいただいたロースハム。ただ焼くだけじゃもったいない。分厚く切って、りんごをフライパンで焼き色をつけ、赤ワインとポン酢、バターで仕上げ、ステーキ風に。昔観たハムのCM『わんぱくでもいい!たくましく育ってほしい......』を思い出しつつ、厚切りのハムを焼くのはとっても贅沢に感じます。
さて今回は、ポン酢アレンジの第2弾。前回ご紹介したポン酢アレンジでは、ジュレを作ってロースハムとりんごでオードブルを作りました。今度は、全く同じ食材でメインになるあったかメニュー、ポワレにしてみました。ポワレは、火がすぐに入る様な平たい素材を使って動かさずに比較的高温で短時間で片面ずつ焼いて仕上げる調理法です。
味の決め手となるソースは、ポン酢で旨味と酸味、赤ワインでコク、仕上げにバターを加えて風味豊かでクリーミーに仕上げます。しっかりと焼き目を付けたりんごとハムに、このソースは相性バッチリです!
ロースハムとりんごのポワレ(所要時間 10分)
<材料>2人分
(A)
無塩バター 10g
ロースハム 1cm幅の厚切り
りんご 1/2個
ベビーリーフ 適量
(ソース)
赤ワイン 大さじ2
ポン酢 大さじ2
無塩バター 10g
<作り方>
1. テフロン加工のフライパンに(A)無塩バター10g、ロースハムとりんご(皮付き1/6カット)を並べて加熱する。(中火〜強火)
2. それぞれの両面に焼き目が付いたら、火を止めて(ソース)赤ワイン+ポン酢+無塩バター10gを加える。
3. フライパンを回してソースにとろみがついたら、ベビーリーフを添えた器に盛りつけ、泡立てた生クリームもしくはサワークリームを添えて完成。
<焼き方のポイント>
お肉を焼くとき、フライパンを熱々にしてから焼く!と思っていませんか?
鉄のフライパンの場合はこびり付きを防ぐためにあらかじめフライパンをよく焼いて使用するのですが、フッ素加工のフライパンはそのようなこびり付きはないので心配ご無用です。材料を入れてから加熱しましょう。バターが焦げてしまってそれが素材に絡むと風味を損ねてしまいます。
ごはんのメインディッシュとしてはもちろん、ちょこっと飲み、ガッツリ飲みのお供にも、焼いて絡めるだけと簡単なのにおしゃれな1品、ぜひお試しください。
お正月が明け、初詣、恵比寿さん(えべっさん)と活気がありますね。皆さんは何を祈願しましたか? 私は、食事を大切にして一家の健康と、この仕事を通じて生徒様の健康も共に大切にしたいとお祈りしました。