ギー(Ghee)とは、発酵無塩バターを鍋に入れ、煮詰める過程でバターから水分やたんぱく質を除去した純粋なオイルのことです。インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、「からだのための最高のオイル」と呼ばれ、約5,000年前から日常的に料理や美容、健康のために活用されているのだそう。
アハラ ラーサ オーガニックギー 237ml 2,300円(税抜)中鎖脂肪酸や共役リノール酸が多く含まれ、一般的なオイルより約5倍早くエネルギーに変換されるため、脂肪になりにくいといううれしい性質もあります。バターより、ビタミンAやカロチン、ミネラル、オメガ3などの栄養素が豊富で、風味がしっかりしているのも特徴。高温でもこれらの栄養素が壊れにくいので、加熱調理にもぴったりのオイルです。
オイルの代わりはもちろん、香りづけとしてもバターを煮詰めて作られるギーの味と品質は、当然のことながら素材となるバターで決まります。「アハラ ラーサ オーガニックギー」は、オーガニックでグラスフェッドであることはもちろん、アーユルヴェーダのギーレシピに基づいた発酵バターのみから作られています。見た目はバターとほぼ同じですが、味と香りがよりしっかりしています。
まずは、焼きたてのトーストやパンケーキで試すのが、一番ギーの味を感じられるかも。熱を加えても栄養素が壊れにくいので、カレーなどの煮込み料理にコクを出すためや、炒めものにもぴったりです。
また、アメリカで流行中なのが「バターコーヒー」だそう。カップ1杯分のコーヒーにティースプーン1~2杯程度のギーを入れて楽しむというもの。スプーンで入れて溶かすだけでもコクが出ますが、ブレンダーかシェイカーでよく混ぜた方が、マイルドになっておいしかったです。
脂肪になりにくいというのもうれしいですが、おいしいのでいつものトーストがグレードアップした気がします。これでクリスマスのお菓子作りをしたら、ワンランクアップできそうな気がしてきました。